ヘッジファンド 概要

絶対利益追求


ヘッジ・ファンドの概念は、1949年にアルフレッド・ジョーンズにより提案された。ジョーンズは、証券や債券市場との相関性が低度、または逆相関する投資商品を開発した。ヘッジ・ファンドは、上げ相場のみならず、下げ相場でも利益を達成することを究極の目標とする。

Alfred

アルフレッド・ジョーンズ
絶対利益とは、絶対に利益を上げ続けるという「利益保証」を意味するものではない。たとえば日本株式を中心に運用するAファンドが日経225を目標とするとき、日経225が10%のマイナスであった月にAファンドは8%のマイナスであった場合、「Aファンドは目標を2%上回った」という言い方をする。つまり通常の投資信託は「目標に対していくら利益が出たか」という相対利益を目指している。

    通常のファンドのリターン ヘッジファンドのリターン
相場 上げ +10% +5% → 負け +5% → 勝ち
下げ -10% -5% → 勝ち -5% → 負け

ヘッジ・ファンドは相場がどうであれ常にプラスのリターンを目指すので「絶対利益」追求商品などとも呼ばれる。

どうやって利益をあげるのか


「安く買って、高く売る」方法以外の戦略をとるファンドをヘッジファンドというため、ヘッジファンドの概念は非常に広い。方法はどうあれリターンを生成するものをヘッジファンドと言うが、クレディスイス・トレモントヘッジファンド指数の分類では13種類の戦略があげられている。

ヘッジファンドの主要目的は、ボラティリティを低減させつつ、市場がいかなる状況下であってもリターンを生成することにある。

ハーバード大学やエール大学、カルパース(カリフォルニア年金基金)および多くの機関投資家は、ポートフォリオの少なくとも25%程にヘッジ・ファンドを組入れている。

不況に強いヘッジ・ファンド



ヘッジファンドは不況に強いといわれている。過去15年の日経平均、ダウ平均、ヘッジファンド全体の成績を比較してみると、ヘッジファンドがもっとも良い成績をあげていることがわかる。

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日々増えているヘッジ・ファンド数


今日、世界中で登録されているヘッジ・ファンドの数は10,000以上、合計US$1.5兆以上を運用し、その運用額は日々増え続けている。投資残高ベースでは1995年から2006年までの11年間で約15倍に増加している。

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香港でのヘッジファンド


ヘッジファンドが仕掛けたアジア通貨危機の舞台にもなった香港では、香港金融先物管理局(SFC)のヘッジファンドに対する態度は冷たい。認可ヘッジファンドは2008年3月時点で12本しかない。(Hong Kong SFC Money & Industry Statistics)

香港金融先物管理局(SFC)のヘッジファンド部門も他の部門に比べて人数が少ない。ヘッジファンドの受益証券をストラクチャード・ノートにしても日本と異なり認可は下りない。

香港金融ナビ:ファンド

No.1ファンド 概要
No.2ファンド メリットとデメリット
No.3ファンド 手数料とリスク
No.4ヘッジファンド 概要
No.5ヘッジファンド 13戦略の概要
No.6ヘッジファンド 13戦略の時価総額と月次リターンの推移
No.7ヘッジファンド 手数料とリスク
No.8ファンド/ヘッジファンド 購入方法
No.9香港の積立強制基金(MPF)