香港の積立強制基金(MPF)

MPF(香港強制積立基金)のポートフォリオをいい加減にしていませんか?

MPF(香港強制積立基金)とは


香港の経済はレッセフェール主義の下、自己責任が徹底している。しかし、近年の香港での高齢化、核家族化を受けて長年積立年金制度の導入が計画された。そして、2000年12月からMPF(Mandatory Provident Fund)が施行された。強制積立年金である。

MPF基本的な仕組み


香港内勤務者の雇用契約に基づき60日以上連続して勤続する18歳から65歳までの従業員が加入しなければならない。MPFには二つの積立があり、強制積立金と任意積立金とがある。強制積立金は月給の5%を従業員が負担し、別途会社拠出金として月給の5%が会社から支払われる。

最大でも月給のHKD20,000(それ以上の月給だとしても)、最低HKD5,000が対象となり、これ以上または以下の場合は含まれない。尚ダブルペイも対象額となる。

MPF例


月給 HKD 20,000 
従業員負担  HKD      500
手取り給与 HKD 19,500 
会社拠出金 HKD      500
MPF合計(月) HKD   1,000
MPF合計(年) HKD 12,000
平均リターン(年利)仮定で

3%

5年で香港退去 約HKD63,000

中期5年でも、そんなに捨てたものではない。いい小遣い程度にはなる。

投資方法


投資アロケーション(分配) 各ファンドにどれくらい投資するかを割合で決める。中国ファンド50%、世界株式50%などというふうに。
ユニットの獲得 手数料などが引かれた上で、購入できたファンドのユニット数が獲得される。
ファンドスイッチ マーケットを見ながらファンドの売買をしながら運用(スイッチング)。
ファンド移管 転職などをしたり、MPF会社が変更になった場合別々に運用することも可能だが、手数料を考えると一つにまとめたほうが良い。
ファンド引出し 65歳、早期退職、死亡、香港から永久退去する場合、勤務不能になった場合、バランスが少なくなった場合*にファンドを引き出すことができる。

*過去1年間に積立がなく、過去の合計積立残高がHKD5,000未満で、将来の就業予定がない人

MPFファンド会社一覧


MPFスキーム名 ファンド数
AIA-JF包括リタイヤMPF 2
AIA-JF MPF 17
AIA-JFプレミアムMPF 16
ダブルイージーMPF 7
エリートMPF 9
プロスペリティMPFマスタートラスト 4
銀聯信託インダストリー 9
銀聯信託MPF 11
インベスコストラテジーMPF 15
交通銀行ジョイフルリタイヤMPF 8
東亜MPFマスタートラスト 10
東亜MPFインダストリー 4
中国人寿MPFマスタートラスト 8
中銀プルデンシャルイージーチョイスMPF 10
サンライフ・レインボー65 24
SHKP MPF雇用主スポンサー 8
スタンダードチャータードMPFプラン・アドバンスド 26
スタンダードチャータードMPFプラン・ベーシック 5
アリアンツ・グローバルインベスターズMPFプラン 24
フィデリティ・リタイヤメント・マスタートラスト 14
大福MPFリタイヤメントファンド 10
ハンセンMPFスーパートラスト 5
ハンセンMPFスーパートラスト・プラス 10
HSBC MPFスーパートラスト 5
HSBC MPFスーパートラスト・プラス 10
HSBC MPFシンプルチョイス 3
シュローダーMPFマスタートラスト 19
ING MPFマスタートラストベーシックスキーム 6
ING MPFマスタートラスト包括スキーム 9
マニュライフ・グローバルセレクトMPF 17
マニュライフ・ライフスタイルMPF 5
マス・MPF 12
フォーティス・キャピタル保全ファンド 3
プリンシパルMPFスキームシリーズ500 14
プリンシパルMPFスキームシリーズ600 5
プリンシパルMPFスキームシリーズ800 14


 

MPFはなぜ放ったらかしにされるのか?


香港に駐在、勤務される場合には勤務開始から60日以降に必ずMPF(Mandatory Probident Fund)という強制積立基金に加入しなければならない*。*加入しなくていい条件もある。

自動的にMPFに加入されて、ファンド選択も適当にしている方が多いのではないだろうか。実際に投資したことが無い方でもここで投資を体験することができる。すなわち香港で勤務する人は必ず投資センスが必要だとも言える。

提供されているサービスは各社で様々で、ファンドの手数料や商品数も異なる。ファンドの選択によってはいいリターンを出すこと可能性もあるので、ポートフォリオを選択することは大切である。

通常MPFは保険会社や銀行などで購入することが多いと思うが、運用パフォーマンスの資料がちゃんと届いるだろうか?また、どのようなファンドに投資したらいいか、ポートフォリオをどのように組むべきかアドバイスを受けているだろうか?

アドバイスが無い一つの理由としては保険会社の場合は投資アドバイスの資格がない場合がある。銀行の場合もアフターサービスがほとんど無い場合などもある。

MPF自体はファンドなので、途中でスイッチ(投資ファンドを変更する)することも可能。毎月の積立投資とはいえ、動かさずに持っているというだけでは損失や、利益を最大化する機会を失ってしまう。

でも良く考えてみると、これだけ大勢のMPF加入者がスイッチングを始めたら、MPFを提供している会社は対応しているだけで仕事にならないであろう。それが一つの理由なのだろうか。

香港金融ナビ:ファンド

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No.6ヘッジファンド 13戦略の時価総額と月次リターンの推移
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No.8ファンド/ヘッジファンド 購入方法
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