A PHP Error was encountered

Severity: Notice

Message: Only variable references should be returned by reference

Filename: core/Common.php

Line Number: 257

HSBCで口座が開設できない理由は英語力ではない! | AMG Wealth Management - 資産運用アドバイザー
 日本人チーム

 

 よく日本人だからHSBCで銀行口座が開設できないという話しを聞きます。しかし、それは日本人(英語が不自由な)だけが口座を開設できないというわけではなさそうです。


 サウスチャイナ・モーニング・ポストでこんな記事を見つけました。

"Bank account difficulties turning business away from Hong Kong”


銀行口座開設が難しすぎて、ビジネスが香港から逃げ出している



 記事によると、

 

・香港政府は香港で法人設立をしてビジネスを中国や諸外国へ展開させることを推進している。


しかし香港は世界で最も口座開設が簡単だった場所から、現在は最も難しい場所になっている


原因はHSBCが2012年に米国で起こした裁判の起訴猶予合意の一環として、全支店のコンプライアンスが一定のレベルを満たしているかを確認する監督官を雇わないといけなくなったから。何かあれば、米国での銀行免許を失ってしまう可能性がある


それによって審査が過度に厳しくなってしまい、口座開設まで数か月かかったり、最悪口座開設を拒否される。また何度も同じ書類を提出しなければいけなくなるケースが後を絶たず、香港全体の顧客離れが進んでいる



 HSBCを含めた世界のメガバンクは、これまでマネーロンダリングの疑いがある資金の送金を許してしまったり、脱税ほう助の罪で罰金43億米ドル(約5160億円)を支払っています。実はこの4月にまたHSBCはフランス当局からマネロンに関与しているとの疑いから捜査を受けている状態なので、この現状がすぐに緩和される見込みは薄いと思われます。


 弊社でも法人設立及び法人口座開設サポートのサービスを提供しておりますが、これまでの経験から、口座開設が成功する一番の条件として挙げられるのは、行員に対してこれから始めるビジネスのプレゼンができるかどうかという点だと実感しています。


 英語力が多少なかったとしても、しっかりとした事業計画とプレゼンに熱意さえあれば、例え審査が厳しい行員であっても数週間以内に口座を開設してくれています。


 記事ではシンガポールに資金やビジネスが逃げているとありますが、中国本土の内需への改革が上手く進んでいけば、市場としての魅力は世界最大級となります。とすれば、ビジネスチャンスを中国で広げていくに相応しい場所は香港以外他ならないのではないでしょうか。


※参考リンク

InvestHK
・Bloomberg Business ”HSBC's Long List of Troubles Just Got Even Longer
・ロイター「米司法省、資金洗浄対策で英HSBCにさらなる業務改善求める
・South China Morning Post "Bank account difficulties turning business away from Hong Kong”



・・・記事の全訳は下記をご参照ください。(素人の意訳ですので温かい目でご覧いただけますと幸いです。)

 

 InvestHKという香港政府が香港でのビジネス設立を促進させることを目的としたサイトがある。ページを開いてみると、訪問者を出迎えるヘッドラインのバナーには「今が香港で会社を設立するとき!」と書かれている。


 さらに、「香港はアジアでNo.1のビジネスシティです。そして香港を超えて中国本土や諸外国に向けてビジネスをするためのベースとして最適なのです。」と続く。その点に関しては最もだが、会社設立には銀行口座が必要となる。


 もしあなたが香港での会社設立を手助けする会社と話せば、彼らは中小企業が口座を開けようとするのは、悪夢のような至難だと教えてくれます。


「今香港は世界で最も銀行口座を保有することが難しく厳しい場所です。」とOrangefieldグループのゼネラル・マネージャー、カランアンダーソン氏は話す。(Orangefield社は企業を相手にサービスを提供するインターナショナル企業)


 同社のマネージングダイレクター、ヴィンセントブレンマー氏は「"元々は非常に簡単であった。彼らは両極端な事を行っている。」と語る。


 何が香港の企業に優しいという評判がさらに苛立たせるかというと、Orangefield社のような会社設立などの企業向けのサービスを行っている会社からすると、率直にいってシンガポールの方が会社設立も銀行口座開設も非常に簡単であるということです。


「シンガポールでは、銀行が顧客のために口座を開くため、私たちのオフィスに来るのです。」とブレンマー氏は述べています。


 銀行口座を開設するのにどこへっ行っても1−2ヶ月かかり、時には4ヶ月かかることもある。そして全ての口座開設を拒否されることだってある。さらに銀行は強制的に口座を閉じてしまったり支払いを凍結させたりすることもあります。


 その銀行の代表格がスタンダードチャータード銀行とHSBC銀行。両銀行は近年、米国の規制当局に屈してしまった。


 2012年の起訴猶予合意の一環として、HSBCは監察官と全支店のコンプライアンスが一定のレベルを満たしているかを確認する弁護士会を雇わなければいけなくなった。監督官からの報告書に悪い点があれば、査察と米国での銀行免許を失ってしなう可能性があるからです。


 人々は私たちがタイトになった銀行規制の時代に生きていることを理解しているが、バカバカしいようなチェックや検査が顧客を激怒させている。


 たとえば、顧客が申込用紙に詳細を記入するように求められ、そしてHSBCスタッフの前でIDカードのコピーにサインまで書いて提出しているにも関わらず、申し込みから1か月後に誕生日が記載されているようなモノの提出が求められたりします。このような逸話は無数にあるのです。


 海外からの顧客は、それぞれの国でのHSBC支店に行く代わりに、書類にサインをするために香港へ来ている。


「ビジネスをするためには、銀行が数日、長くても1週間で口座を開設してくれなければならない。2ヶ月も待つことは出来ない。」とブレンマー氏は語る。顧客は1ヶ月も待たなければいけないと分かってしまうと、ギブアップするかシンガポールへ行ってしまう。


 専門家でも顧客が法人設立と口座開設の依頼を受けた時、口座開設ができる保証はなく、どのようにしたら口座を開設できるかが明確ではないと伝えるしかない状況だ。


 また別の企業サービス・プロバイダーは、「今香港の銀行口座を取得するということは、レストランに行っても注文をすると店員が驚くようなものだ。」と語る。

 

AMGアドバイザーがいつも頑張ってブログを書いています。
この記事が役に立つと思ったら是非応援の「いいね!」をお願いします!

 
 

コメントを投稿するにはログインしてください