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知っておきたい生命保険の基礎知識① | AMG Wealth Management - 資産運用アドバイザー
Kobayashi Masayasu

 前回の私のブログでは、予防接種(ワクチン)のお話を2回にわたりさせていただきましたが、実はつい先日の4月11日、おとなりのマカオで男性が破傷風により入院したとのニュースが入ってきました。

 この男性は現在も集中治療室にて治療中とのことですが、やはりニュースの中でも最良の予防方法はワクチン接種であるということを提唱しております。ちなみに破傷風の致死率は20~50%と非常に高い、とても怖い感染症であると言えるでしょう。

 

日本はアメリカ以上の保険大国? 
 

 さて、今回より『生命保険』についての基礎知識を数回にわたり皆さまへお伝えしたいと思います。日本は世界に類をみないほどの生命保険大国であると言われているそうです。

 一説によりますと、支払保険料総額はなんとアメリカよりも多いとの事です。日本の人口の倍以上のアメリカよりも支払保険料が多いという事は、やはりどうみても日本人は保険が大好きな人種であると言えるようですね。

 しかし、その保険大国日本の方々にご自身が加入している保険の保証内容を質問すると、8~9割以上の方がその契約内容をよく知りません。住宅の次に高い買い物と言われている生命保険なのに契約内容や保証内容を知らないというのは、とてももったいない気がします。この原因として挙げられるのが、理解が難しい専門用語だったり、お金の計算やたくさん並ぶ数字である事が多いような印象を受けます。

 今回から数回にわたり、この取っ付きにくい『生命保険』の基本的なしくみや知識を可能な限り分かり易く解説していきたいと思います。時々、香港と日本の生命保険の違いなどにも触れることもあるかと思いますが、基本的な保険の構造は同じです。 とても高い買い物である『生命保険』をきちんと理解して、本当に必要な時に必要な保障を得られるようにしましょう。 

 

保険の成り立ち 
 

 保険という概念はヨーロッパを中心に「海上保険(損害保険)」から始まったと言われています。当時はまだ気象衛星などが無い時代での海上輸送航海でしたから、航海中の遭難や海賊被害などが多発していたようです。それに対する金銭的な保障が保険の発祥と言われております。  

 日本において初めて生命保険に入った人と言われている方をご存知でしょうか?答えは1万円札に描かれている「福沢諭吉」です。彼は日本に初めて生命保険という概念を『西洋事情』『西洋旅案内』という著書の中で紹介した人として有名です。オカネと福沢諭吉さん、切っても切り離せない関係なのですね。

 

保険の基本的な考え方と告知義務
 

 生命保険の基本的な考え方は、「助け合い」であります。自分の支払ったお金(保険料)が他の人を助ける時に使われ、また、自分が助けられる時に他の人が支払ったお金が使われる、というものです。

 このように生命保険は「一人は万人のために、万人は一人のために」という」相互扶助の考え方で成り立っています。

 もし仮にある保険加入者の集団で、病弱な人ばかりの集団だった場合、死亡する確率はとても高くなりますよね。その結果、保険金の支払いが多くなり、たちまち保険会社の経営は立ち行かなくなるのです。

 ですから、保険会社は過去に重大な病気に掛かった事があるか、現在治療中であるか、などの告知義務があるのです。
※告知義務とは、簡単に言えば、保険契約時に過去の病歴や治療中の病名などを正確に申告する義務のことを言います。もしウソの告知をした場合は、最悪の場合、保険金が支払われなくなる事があります。

 

保険料の中身 
 

 皆さんが支払われている毎月毎年の保険料は、どのようなしくみになっているのかをご存知ですか?保険料の比較をした経験のある方も多いと思いますが、同じ保障内容なのにどうして保険料が変わるのでしょうか? 

 皆さんが支払っている保険料はすなわち、

保険料 = 純保険料 + 付加保険料

ということになります。以下に簡単にそれぞれの用語を明記します。

純保険料: 保険契約者が保険会社に対して支払う保険料のうち、保険会社の経費に充てられる部分(付加保険料)を除いた、将来の保険金支払いに充てられる保険料のこと。
 
付加保険料: 保険料のうち、保険会社の諸経費などの事業運営費のことを指します。具体的には、保険の契約に必要な経費、契約を維持管理するための経費などがあります。もちろん、保険会社のお給料もこちらに加味されます。
 
予定死亡率: 過去の死亡率の統計により、性別、年齢別の死亡者数を予測し、将来支払う保険料を算出します。その保険料計算に使用される死亡率が予定死亡率です。
 
予定利率: 保険会社は将来の保険金支払いに備えて、積立てられた保険料を債券などの有価証券で運用します。その一定の利益を見込んで保険料を割り引いていきます。その時の計算に使用されるのが予定利率です。
 
予定事業費率:     保険会社を運営するにはさまざまな経費がかかります。契約の募集や保険金の集金、契約の維持に掛かる費用などの人件費や経費一般です。これらの事業経費をあらかじめ見積り、保険料の中に組み込みます。その保険料に組み込む事業費の割合を予定事業比率と言います。
 

 

業界初!保険料内訳の公開 
 

 あるネット系の生命保険会社がこの「純保険料」と「付加保険料」の内訳を初めて公表した事が非常に話題になりました。これにより、契約者の支払っている保険料の原価が分かってしまったからです。(多くの保険会社ではこの内訳は公表していません) 

 純保険料は対象が同じ日本人であることから各社ともそれほど大差がないと思われますので、支払保険料マイナス純保険料の金額が高ければ高いほど、割高な保険料という事になるということです。日本の保険業界にとっては非常にショッキングな出来事であったようです。 

・・・知っておきたい生命保険の基礎知識②へ続きます。

 

 

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