ノンリコース・ローンだからといって

2008/08/15 07:00
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銀行が抵当権を設定している住宅が抵当流れになる可能性が全物件の55%にも達しているらしい。

住宅価格もアメリカ全体では15%以上下落。この不動産バブルでの典型的な借り方は2/28、すなわち最初の2年は利息固定、あとの28年は変動というタイプであった。

アメリカの住宅担保はノンリコース・ローンすなわち不動産価値以外の連帯保証人の資産やローンの借り手自身のその他の財産まで及ばない非遡及型ローンであるので、「バブルの落とし前」は金融機関がとることとなる。

不動産が抵当流れとなると、借りていた本人は不動産ローンから解放される。だから、「一生働いてでも、肝臓売ってでも借金返せェ~」となる日本とは異なる…

わけではない。抵当流れとなった時には借り人はすでに住む場所を追われている。激しいレイオフのなかで、クビをきられている人もいるし、採用もままならず、幸運に採用されたとしても前の給料を下回る条件を無理やり飲まなければいけない場合も多い。

不動産バブルの落とし前を金融機関がつけるといっても、その苦汁を庶民が飲まなければいけないという構図は日米で変わらない。