連銀が利上げを早める可能性?

2012/01/20 23:38
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アメリカ - 消費者物価増減(%)の推移


2011年の夏、アメリカ国債の格下げ行われる前に連銀は「少なくとも2013年の中頃までは利上げはしない」と明言している。しかもこの超緩和的金融政策コミットメントをバーナンキFRB議長は繰り返し明言していることから、2013年まではアメリカの政策金利動向には注意を払わなくても良い…

と思っていたが、最近プロッサー米フィラデルフィア地区連銀総裁が

「政策金利の上げ下げはスケジュール通りに行うものではなく経済環境を注視しながら決定するべきものだ。少なくとも個人的には、2013年中頃より前には利上げをしなければならない状況に追い込まれると考えている」

と発言している。アメリカの政策金利は地区連銀と理事との決定会合を経て決定される。地区連銀は持ち回り制なので今年プロッサー地区連銀総裁は発言権はないものの、インフレが3%前後で推移し失業率が8%未満となった場合に超緩和的な政策をとる意味が薄まる。

バーナンキはインフレの目標値を2%以下したい。ちなみに2011年は消費者物価指数は2010年度と比較して3%少しの伸びであった。今年、ユーロの状況が大きく改善され中国の景気減速に歯止めがかかった場合、緩やかに物価も上昇していくことが考えられなくもない…