フランス、オーストラリア、借入コスト下落

2012/01/17 23:28
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ギリシャの破綻は市場ではすでに織り込み済み?


フランス、オーストラリアの新規発行国債の売れ行きが好調、先週金曜日に両国に対してS&Pの格下げがあったにも関わらずイールドは5-10ベーシスポイント下げた。

またギリシャがどちらにしろユーロ圏から出ていかざるを得なくなっていることも既定路線となっている。どこまでも援助をしてユーロ圏に踏みとどまらせよう…という意志は感じられずむしろどれだけ秩序ある破綻が可能なのかに焦点が移ってきている。

すなわち、EU全体としてはギリシャを助ける方向でいくしカネも使う。しかしデフォルトするのは目に見えているからユーロの価値を大きく脅かさない限りの使い方しかしない。そしてしかるべき時にはユーロ圏から出て行ってもらう、というシナリオだ。

ECBも国債の直接購入を始めたし、ユーロに関するコンセンサスも高まってきたが、株価にもポジティブな影響を与えているようだ。今後は2月3月とユーロ各国に並のようにやってくる新規発行国債の売れ行きがどうなるか、であるがフランスとオーストラリアを見ていると突如国債が売れ残る可能性はほぼない、と見てよいようだ。

しかしユーロにカネがないことには代わりはない。しかし国の支出が大幅に減少する中、国債のイールドが低ければ「借りて、消費する」というケインジアン戦法がしばらく使えそうである。