香港マーケットを支配するもの
2008/01/24 07:00
そ、それにしても何という相場。いや、NYや東京のことじゃありません。ここ香港のことです。

一昨日8.7%下がって、昨日はなんと11%近くも上がっている… まさに狂乱相場。この相場にはどんなプレイヤーがメインなのか、この相場を見れば歴然とする。もちろん、個人投資家である。中国政府が海外投資を解禁したことで、中国人の個人投資家のマネーが香港市場に流れ込んでいる。
昨年6月来の株高はこの個人投資家マネーに支えられてきた。一説によれば、中国の全個人資産の2%が香港に流れ込んだという。
しかし、香港市場の主役を張っている彼らは「上手な投資家」ではない。ギャンブル的に投資をしているからである。落ちそうになったら一気に投売りし、上がると踏んだら財産をつぎ込む。ギャンブル感覚。そんな中国個人投資家のホットマネーが奔流する香港では、昨日は「いくら損した」「いくら儲かった」の話でもちきりであった。
香港人で次に多く語られているのが「連銀の追加利下げはあるか」ということである。誤解しがちなところであるが、こういう話題は私のような金融畑にいる人間だけが話す話題ではない。香港では猫も杓子も、あいさつもそこそこに「株は」「不動産は」「連銀は」「中国景気は」「カラ売りは」「米ドルは」「ユーロは」なんて会話をする。毎朝9時半から公共放送でいろんな株についてのコメントを流す国民性である。
国民総「経済アナリスト」状態。株の話が出来なければ香港人との会話にならない。自分の話題づくりのために株を買う人もいるくらいである(マジで)。投資を知らない人間はここ香港では異星人。投資を知らない人と投資を知ってる人の間のみぞは相当深い。私も基本的に投資やマーケットの話は好きだが、正直疲れるときもある…
さて、連銀が75bpの緊急利下げを行ったことを好感しアジア株は反発した。バーナンキは「必要に応じて追加利下げも辞さず」とほのめかしている。しかし、果たして連銀の追加利下げは現実のものになるのか? 連銀に対する利下げの期待値は相当高いのだろうが、利下げ後のシナリオを考えると難しそうだ。明日この話題について書く。

↑こんなボラティリティの高い相場で勝負張ってる人はスゴイ…
一昨日8.7%下がって、昨日はなんと11%近くも上がっている… まさに狂乱相場。この相場にはどんなプレイヤーがメインなのか、この相場を見れば歴然とする。もちろん、個人投資家である。中国政府が海外投資を解禁したことで、中国人の個人投資家のマネーが香港市場に流れ込んでいる。
昨年6月来の株高はこの個人投資家マネーに支えられてきた。一説によれば、中国の全個人資産の2%が香港に流れ込んだという。
しかし、香港市場の主役を張っている彼らは「上手な投資家」ではない。ギャンブル的に投資をしているからである。落ちそうになったら一気に投売りし、上がると踏んだら財産をつぎ込む。ギャンブル感覚。そんな中国個人投資家のホットマネーが奔流する香港では、昨日は「いくら損した」「いくら儲かった」の話でもちきりであった。
香港人で次に多く語られているのが「連銀の追加利下げはあるか」ということである。誤解しがちなところであるが、こういう話題は私のような金融畑にいる人間だけが話す話題ではない。香港では猫も杓子も、あいさつもそこそこに「株は」「不動産は」「連銀は」「中国景気は」「カラ売りは」「米ドルは」「ユーロは」なんて会話をする。毎朝9時半から公共放送でいろんな株についてのコメントを流す国民性である。
国民総「経済アナリスト」状態。株の話が出来なければ香港人との会話にならない。自分の話題づくりのために株を買う人もいるくらいである(マジで)。投資を知らない人間はここ香港では異星人。投資を知らない人と投資を知ってる人の間のみぞは相当深い。私も基本的に投資やマーケットの話は好きだが、正直疲れるときもある…
さて、連銀が75bpの緊急利下げを行ったことを好感しアジア株は反発した。バーナンキは「必要に応じて追加利下げも辞さず」とほのめかしている。しかし、果たして連銀の追加利下げは現実のものになるのか? 連銀に対する利下げの期待値は相当高いのだろうが、利下げ後のシナリオを考えると難しそうだ。明日この話題について書く。

