フォーチューン500の中国・香港の企業数が日本の企業数を抜く

2008/01/14 07:00
昨年8月下旬、「シンセン市場・上海市場・香港市場を合わせた時価総額が日本の市場の時価総額を越えた」というニュースが流れた。

global500


今度は、時価総額の大きいものから順番に並べた、フォーチューン・グローバル500の最新版で中国・香港の会社の数が日本の会社の数を超えてしまったと、ブルームバーグは報じている。2006年度のフォーチューン・グローバル2006はどうだったかというと…

中国の1位から10位までの顔ぶれ。石油・天然ガス・電気などのエネルギー系(1位、2位、3位、9位)と銀行・保険など金融系(4位、6位、7位、8位、10位)が目立つ。5位のチャイナ・モバイルも大健闘していた。

 
1 Sinopec 23 98,784.9 Beijing
2 State Grid 32 86,984.3 Beijing
3 China National Petroleum 39 83,556.5 Beijing
4 Industrial & Commercial Bank of China 199 29,167.1 Beijing
5 China Mobile Communications 202 28,777.8 Beijing
6 China Life Insurance 217 27,389.2 Beijing
7 Bank Of China 255 23,860.1 Beijing
8 Hutchison Whampoa 259 23,474.8 Hong Kong
9 China Southern Power Grid 266 23,105.0 Guangzhou
10 China Construction Bank 277 22,770.6 Beijing


IBMを買収したレノボは圏外。

日本の1位から10位までの顔ぶれ。自動車や電機、やはり日本はモノ作りの国なのだなぁ、と再確認。

1 Toyota Motor 8 185,805.0 Toyota
2 Nippon Telegraph & Telephone 24 94,869.3 Tokyo
3 Honda Motor 31 87,510.7 Tokyo
4 Hitachi 38 83,596.3 Tokyo
5 Nissan Motor 41 83,273.8 Tokyo
6 Matsushita Electric Industrial 47 78,557.7 Kadoma
7 Sony 65 66,025.6 Tokyo
8 Nippon Life Insurance 69 61,158.3 Osaka
9 Toshiba 87 56,028.0 Tokyo
10 Tokyo Electric Power 113 46,418.3 Tokyo

ちなみに、2006年版では、このグローバル500に載った企業数は

中国20社
日本70社

であった。2007年度は香港市場で大きなIPOがいくつもあったのと、中国マーケットがうなぎのぼりだったのとで日本は時価総額の点で負けてしまったのだろう。しかし時価総額だけが会社の価値を図る唯一の尺度ではない。短期的には厳しい時代が続くが、日本独自のモノ作りパワーを活かして、また世界から尊敬の眼差しで見られたいものである。