香港金融人インタビュー 4/5 かゆいところに手が届くアドバイザーに
2010/09/09 05:36
栂尾 : 証券投資のほうは、何買ってるんですか?
実ビジネスへの出資が多く、そういう意味では非常にリスクが高い投資をしているので、株への投資は避けてファンドへの投資ばっかりしてますね。証券投資のほうは株式ファンドと債券ファンドの比率は10:0です。セクターはニュー/エネルギー、BRICsのR抜いた残りの国、他はASEAN諸国、シンガポール、インドネシアとかでしょうか。
栂尾 : とは言っても高リスクな。
小椋 : リスクっていわゆる上下にブレる幅だとすれば、短期的にブレても全然構わないんですよね。債券も、今でもポートフォリオへの組入を悩んだりしますが、これまた医者の不養生で決断を先延ばしにしてますね。証券投資のポートフォリオはこんな感じですがどうでしょう。
栂尾 : 小椋さんまだ33歳ですよね。若いですし、いいんじゃないですか。
小椋 : うはは。また一言で答えが出ましたね。迅速なコメントはありがたいですが、丁寧・誠実におねがいしますよ。
栂尾 : 了解です! 個人的はタイ、インドネシアなどの新興諸国はよくみていますし今後も伸びていく可能性が非常に高いですよね。政府として外資誘致政策を積極的に推進していますし、人もよく働きますね。東南アジアは怠け者が多いという一般的なイメージがありますが、それにはずいぶん濃淡があるということは知っておく必要がありますね。
小椋 : 働き者かどうかって根本的に重要ですね。ヨーロッパもそうですが、ギリシャやアイルランドなど国の債務で問題になっている国民は働き者が少ないという根本的な問題がありますね。タイは国王が死んだら収集がつかなくなりそうな気がしてますから、比率としてはごくわずかですね。
栂尾 : ヘッジファンドは買ってるんですか?
小椋 : 教科書的法則から言うとこのポートフォリオにはヘッジファンドを組み入れるべきなのでしょうが入れませんが、一切買ってないです。
栂尾 : それは理由があるのですか?
小椋 : いや、特に理由はないです。「デリバティブを使うヘッジファンドは実経済に何の役にも立ってない」と言ってそういうヘッジファンドに一切投資しないお客様がいらっしゃいますがそんな格好イイ理由はありません。入れてもいいです。株式と逆相関のものを20-30%くらい入れなきゃいけませんね。
栂尾 : そのチョイスでしたらお手伝い可能ですよ。迅速・丁寧・誠実にヘッジファンドを組み入れたポートフォリオの見直しをご提案させていただきます!
小椋 : それと自分のカネでは積立投資を毎月12,000香港ドル、4年前からやってます。
栂尾 : この弱気相場を超えて、ずいぶん益が出たのではないですか。
小椋 : うーん 出てると思いますが、積立投資のほうは最後に運用報告レポートを見たのは2年前くらいかもしれない。なので自分の積立投資資産が今いくらになってるか分からない。AMGのオフィスの端末たたけば10秒で分かるのですけど。
栂尾 : おおらかに投資されてますね。
小椋 : 積立投資に関しては何の心配もしてないのですよ。毎月資金を入れていくという単純な投資手法ですが、これで損することのほうが難しいですからね。それに何度もポートフォリオを変えるもんじゃないし。見直しは1年に1度でいいですよ。
栂尾 : でもご自身のポートフォリオは2年も見られてないんですよね。

