香港金融人インタビュー 1/5 かゆいところに手が届くアドバイザーに

2010/09/05 05:25
新しくAMG Wealth Managementに入社した、栂尾佑史(とがおゆうじ)のご紹介です。

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栂尾 : 尺は何分ぐらいですかね?

小椋 : そうですねー 30分くらいですかね。話したいことお話してもらえれば。まずはざっくり履歴書的なところからいきますか。

栂尾 : 誕生日は、76年の8月7日、花の日です。ははは

小椋 : 花の日。そうなんですね。

栂尾 : 花のように、輝かしい人生を送りたいなと。愛知県で生まれて育って。日進という名古屋市の隣です。大学まで愛知におりまして、大学では社会学を学んでおりました。この社会学、間口が非常に広い学問なんですが、その中で異文化コミュニケーションという学問を勉強していましたね。

中京大学というところでっ勉強したのですが、その後姉提携校のあるイギリスに2年半留学し勉学に勤しんでましたね。学部は現代文科学です。

小椋 : ふーん なるほど。

栂尾 : 社会学の一つなんですけどね。異文化交流をしつつ、勉強していましたら就職活動の時期がずれこんでしまいまして、二次募集の証券会社に入社できました。入社してからすぐ証券管理課、バックオフィスとミドルと兼ねている部署ですが、そこで口座開設のサポートから始めました。お客様と対面で確認したり。

そこで修行して、JPモルガンからUFJ銀行に出資先がかわって、オプションとかワラントの業務、いわゆるデリバティブですね、金融派生商品に携わっておりました。日経平均のオプションとか、先物とか、営業からあがってきた注文をさばいておりましたね。最終的には自己売買の約定業務もやってましたね。

その部署で世界の金融とか、お金の流れとか、ドラマティックな動きになってるので金融のニュースで相場が良くなったり悪くなったりすることをそこで肌で感じまして、相場の世界って楽しいなと肌で感じました。その証券会社で4年半つとめました。

その後、何を思ったか、香港にふらりと旅行しにきたときに、この仕事の前の台湾系のメーカー商社とご縁があって営業職として入社しました。証券会社では営業を経験したことがないので、若いうちに営業を経験したいという思いがありましたね。正直、報酬的にも証券会社よりもかなり良かったというのもありますが。

日本人も数が少ないので大きな裁量を与えてもらっってのびのび仕事をsさせてもらえましたね。それが5年くらいですね。2005年から香港に来てますので。

そこから今年はじめに小椋さんと出会いまして、AMGへの入社に至っているわけですね。

小椋 : 前職の台湾系商社での「やり終えた感」みたいなのがあったんですかね?

栂尾 : 達成感はありましたし、もし可能であるならば同じ会社内で財務とか、いわゆるファインナンス・コントローラーみたいなことをしたかったのですが、2009年に社長が変わってしまって、社内のリストラ、組織の統合が加速しまして、社内でゴチャゴチャがあって、チャンスがあれば異動したかった部門がなくなっちゃんですね。

それで会社に残る存在意義がなくなってしまったというのもあり、魅力的だった報酬体系も全面的に見直され、会社内での自分の存在意義というのが薄れてきたという感じでしたね。スキル的にはかなりアップしたと思います。法人営業ですから、出てこられる方の肩書きって社長とか購買部長とかなのですが、そういう人達と会っても全然ビビらなくなりましたね。物怖じしなくなった。 プレゼン能力も高まりましたしね。

法人営業を5年間経験して様々な国の商売の仕方も学びましたね。人種とか国籍とかの違いで商売のやり方が大きく異なりますので、それを学んだことは大きかったですね。特に中華系とか。

小椋 : たとえばどういう戦略が必要になるのでしょうか。

栂尾 : 中国企業に対しては、飲食とかの接待は日本の3倍は必要ですし、キーパーソンだけを狙い撃ちしていくという。出来るだけ早い時期に懐に入るということですね。あとは直球勝負ですね。

日本は直球勝負しないところがありますからね。分かりやすいというか。前職は法人で現職は個人営業ですね。ずいぶん前々職と前職と違いますね。AMGに入った動機というか、そういうものはありますか?

栂尾 : そうですねー いろいろあるとは思いますが、今までの知識と経験を活かせる、究極のサービス業をしてみたかった… というところでしょうか。究極のサービス業ってのは、特にアドバイザーの場合、10年とか20年とか長いスパンでお付き合いするわけですが、なかなかサービス業でそのスパンでお客様とお付き合いできるものってないと思うのですよ。

小椋 : 佑史さんは、人あたり良さそうですからね。

栂尾 : 法人のお客様を相手にするところから、個人のお客様に変わりましたけれども。個人でも法人でも、結局は人が動きますから。

小椋 : 実際私たちも法人のお客様もいますからね。僕はリテールか法人かって、あまり違わないと思ってて。個人でも法人でも抱えているものって同じように複雑です。リテールが法人よりも大変だなって思うのは、法人の場合株主の方とか役員の方も説得する必要があるというところくらいでしょうか。

(続く)