ハンガリー、ブタペスト
2010/09/05 05:18
東欧の優等生と言われたハンガリーだが、ギリシャと同じように国家ぐるみで粉飾決算を行っていることがバレてしまい、国中がてんやわんやになっている…
とは言っても、首都ブタペストでも実にのんびりとした空気が流れていた。この国はワインの醸造と観光で食っているということだが、ワインと観光だけで人口1000万人を食わせていくのはさぞ大変だろう。
こちらにきてすぐにシシさんというガイドさんを紹介されていろいろと聞いてみると、ハンガリー人はヨーロッパの中でも特殊で、民族的にはもともとフィンランドをルーツにするが、度重なる戦乱でハンガリアン独特のキャラクターが出てきたという。
イタリアやスペインなどラテン系の明るいノリではなく、ドイツなどのゲルマン系の生真面目なノリでもない。
人口は1000万人、首都ブタペストには200万人いて一人当たりのGDPは20,000米ドルである。ここ十年で急激に経済発展してきた割にはそんなに豊かな印象を受けなかった。トイレに行くと100フォリント(40円くらい)を毎回取られるのがセコい。
(この国は何でもお金がいるのよ)
とシシさんは言ったが、トイレで100フォリントを徴収する人を配置する経費ってトイレ代よりも高いのではなかろうか、と余計な詮索をする。
カトリック信者が人口の78%を占めるだけあって、キリスト教系のイベントが多いようだ。写真は国立美術館。ロシア正教っぽい彩り。
もともと畑を耕し、ワインを作ってきた人達だから、国の借金のことを聞いても景気を聞いても「そうね、困った問題よね」と言うだけであまり困っていないようである。
しかし、中国や韓国のこの国への視線は熱い。首都ブタペストを中心に、鉄道開発やショッピングモール事業など大型案件をドシドシ進めていこうということになっている。日本のゼネコンの名前は聞かなかったが、もしかしたら参戦しているのかもしれない。
ブタペストには二日。次はオーストリア…
(明日からは通信環境が悪くなるかもしれないので、ヨーロッパ通信はまた日を改めて。月曜からは、AMGに入社してくれた、栂尾佑史(とがおゆうじ)さんとのインタビュー記事を掲載させていただきます)

