Hong Kong Most Valuable Company Awards

2010/08/28 02:53


AMGファイナンシャルグループのボス、アーノルド・ヤンはオフィスに住んでいるのかと思うくらい、いつでもオフィスに居る。朝7時に居る。夜11時に居る。土日でも居る。

「仕事が趣味だからね」

とサラリと言うが、週の労働時間は110時間くらいだということだ。僕がAMGというIFAファームに入ったのは2007年11月。まだ駆け出しであったので僕も朝早くから夜遅くまで働き、一週間のうち彼と食べる食事の回数が妻と食べる食事の回数より多いこともしばしばであった。

こんな働き者のボスのおかげで、ここ2年でAMGは大きく変わった。オフィスは1年前と比べて3倍以上の広さになり、アドバイザーの数も100人を超えた。僕がAMGにアドバイザーとしてメンバーに加わった時はアドバイザーの数は40人程度で全員の顔と名前が一致したが、今は顔と名前が一致しなくなっている。

急激に大きくなった理由はIFAファームのM&Aである。小さなIFAファームがリーマンショックで耐えられなくなり身売りするのだ。アドバイザーとその顧客基盤をすべて引き継ぐので一度のM&Aで一気にアドバイザーの数と顧客が増える。小さなIFAファームを買収し、一度に大きくなった。

また、ミレニアム証券という証券会社を買収し現株の取り扱いも可能となった。そして不動産部門の設立、中国人の投資移民サービス部門の設立。アドバイザー事業という中核からどんどん大きくなっている。

近頃、AMGのオフィスにメディアの人がよく出入りするようになった。正確には把握していないものの、TVや新聞、雑誌には弊社のアドバイザーがよくコメント記事を出している。

香港でもAMGウェルス・マネジメントという会社の名前が知られるようになり、この「香港価値ある会社賞」を2年連続で受賞したりと破竹の勢いを続けている。

ただ、2年前はまだ一介の新入りアドバイザーであった私とも何度も食事をしたのが、今では「会議中」「電話中」「接待中」のどれかであり声すらかけられない。雲の上の人になりつつある彼との距離が開いていくのが少し寂しい。