キングメーカー、王冠奪取へ

2010/08/27 20:50
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王様になれないキングメーカー… 小沢一郎のことをWSJはこのように記述していた。

Now, in the twilight of his career, the 68-year-old lawmaker has his best chance ever to become prime minister. Yet his surprise bid for the post could mean more turmoil, paralysis, and public disaffection for the dysfunctional system he has spent years pledging to fix, further undermining the government's ability to address a deepening economic mess.

意訳「今、68歳の彼の晩年の政治キャリアの中で、首相になれるベスト・チャンスをつかんだ。しかしこの驚くべき彼の賭けは政治にさらなる混沌と、停滞と、政界再編と、システムの機能不全をもたらす。こういったことを改善させると始まった政権の、ただでさえ弱体化している政治的基盤がますます弱くなり経済的にも混乱を引き起こす」

まぁ、政治家たるもの叩けばホコリの一つや二つは出てこよう。しかしこの人はあまりにもホコリが多すぎる。ホコリがそれだけ多いということは、野党にホコリの原因について厳しく追求されたら、それだけで政治的に空白ができる。

ましてや、検察審査会にかけられているような人がリーダーになるかもなんて、この国はいったい… と世界の笑いものである。唯一描けるポジティブなシナリオは、彼のその特性である強権を活かして追加金融政策を次々と断行、為替にも介入、一時的に株高が演出されることである。

どういう政治力学が働いたのかわからないが、鳩山元首相が「菅首相には友愛が足りない」(??)ということで小沢一郎をプッシュしたようだ。これで小沢一郎が首相になったらこの3年で6人目の首相だ。

自国利益を守るには友愛なんて要らない。友愛があるとすれば、友愛のフリをした戦略だ。国際政治は血を見ない戦争で、法律ギリギリのラインで自国利益を最大化しようと各国しのぎを削っているではないか…

ホントどうなるんだろう、この国は。