やっぱりイヤだ

2010/08/15 23:23
先々週、香港の非接触型カードで地下鉄の切符替わりになる「オクトパスカード」の個人情報売買について書きました。オクトパスカード社は200万人の顧客データをおよそ5億円で売却したとして問題になりました。

そのせいかどうか分かりませんが… ここ2,3週間、保険やら消費者金融やらのセールスの電話が1日3回も4回もかかってくるようになりました。最初はおとなしく聞いていたものの、一方的に話すその香港スタイル・コールドコールに辟易、最近ではソレと分かると何も言わずに電話を切ってます。

そして今週、また新たな顧客情報売買スキャンダルが!

香港の銀行、60万人の顧客データを売却 (The Standard)

香港の銀行6行が、60万人分の顧客データを第三者に売却していたことが発覚。昨日香港金融局のショッキングなアナウンスによりわかった。

金融局は香港内の25行についてどのようにクレジットカードや預金口座の個人情報を扱っているのかを調査をすすめている。金融局によると、今のところその6行の銀行名は開示できないとしている。

しかし、HSBC、中国銀行、ハンセン銀行、チョンヒン銀行、DBS銀行、スタンダード&チャータード銀行は即座に「当行はこれら6行には入っていない」との声明を発表。

銀行筋によると、6行のうち3行は中国系銀行とされている。金融局副局長エン・クォン・ハンは「顧客は、もし自身の情報の扱われ方に疑問があるなら銀行に聞くべきだ」としている。

金融局はすべての銀行に対し、9月下旬までに顧客情報保護ポリシーについて見直すように指示している。


(抄訳)

日本では大手企業が顧客情報を「重過失的に」漏洩することはあっても「未必の故意をもって」売却することはない。そんなことをすれば社会の信用を一気にうしなって大きな会社でも倒産の憂き目に会う。

先々週、「少しでも便利になるなら、個人情報を誰かに渡してどう使われるかなんていちいち気にしてられないよね」という主旨のことを書いたが、訂正する。電話がジャンジャンかかってくるようになったり、銀行口座が誰かに見られてないかビクビクしなければならないので、やっぱりイヤだ。