バス運転手のストライキ

2010/08/07 23:51
香港にはバス会社が4社ある。ファースト・バス、シティ・バス、KMB、そしてロン・ウィン・バス。その4社の運転手・従業員からなるバス労組が会社と賃上げ交渉で対立している。

350円/月の攻防

バス運転手の平均的なサラリーはHKD8,000、10万円弱だ。この月給を

2.2%上げろ(労組)
いや、1.8%しか上げない(バス会社)


でモメている。昨日の金曜日に労組と会社との話し合いは決裂、日曜日からストに入るかどうかを検討しているようだ。0.4%の違いはHKD8,000ではHKD32となる。すなわち、およそ350円の差を認めるかという話し合いになっているのだ。

350円だから気軽に扱って良いというものではない。バス会社は今季7億香港ドル(80億円)の利益をあげているという。それなのに、数千人の社員の給料を32ドルずつ上昇させてもたかがしれているのだが。

仮に1万人の給料を32ドルずつ上昇させたとしても、毎月の支出は400万円増えるかどうかというところだ。1年で5000万円程度の支出である。しかしバス会社もバス会社で、将来どこかの会社をM&Aするのか?と勘ぐるくらいキャッシュをキープしておきたいようだ。

意地と意地がぶつかる戦い。私としては、非常に勝手だがどちらかが早期に折れてもらって普段どおり会社にバスで通勤したい…


==後日(日曜日)談==

結局、双方歩み寄って1.8%の昇給プラス福利厚生をUPさせることで決着した模様。ちなみに、61%のバス運転手がストには反対だったという。