中国の成長鈍化で商品相場下落
2010/07/22 23:28

急激ではないが、ここにきて不動産市場もようやく頭打ち、銀行新規貸出も鈍化とくればいずれ商品相場も下がる。4月中旬から、商品相場では
アルミ 18%
銅 13%
鉛 19%
ニッケル 27%
下落している。特に建築では、これらの資材を大量に消費することから、中国の不動産市場が落ち込めば世界の商品市場に影響をおよぼす。中国政府は特に日本のバブル崩壊過程をよく研究し、加熱する不動産市場に税金と不動産購入制度で冷水を浴びせ続けてきた。
ようやくそれが実って不動産市場は上げどまり。
中国は2009年、世界で生産されるアルミ、銅、鉛の40%を生産していたとされ他の先進諸国が束になっても消費量のおおさは変わらない。それだけに、中国の情勢が商品市場に大きく影響するのだ。

1999年からのアルミと銅をあわせた累積需要量は、他の先進国が微増にとどまるにも関わらず中国だけが突出して需要量が増えている(相対的には60%増)
中国の不動産市場が世界経済の復活を早めたのは確かだが、中国の不動産市場の衰退が今後世界経済の衰退につながりかねないことも、また否定出来ない。

