商品投資する投資家の心境

2008/01/04 07:00
原油価格が一時1バレルあたり100ドルを記録した。

crude oil

↑シカゴ・マーカンタイル取引所。出典:ブルームバーグ

年初早々、暗いニュース。アフリカ最大の産油国ナイジェリアが原油の生産量カットを延期するかもしれないという憶測が買いを呼んだらしい。

このところの米国経済先行き不安・ドル安の影響で、商品先物にマネーが集中しているようだ。金はもちろん、大豆や小麦、とうもろこしなど、軒並み高値を記録している。

デリバティブやスワップ・オプションなど、実体のないものが莫大な金額で取引されている。実体経済の何倍もの取引量らしい。

先物取引も、もちろん現物をやりとりするわけではないが、あまりに複雑化した金融商品が好むと好まざるとに関わらず投資家にリスクを押し付けてくる。

そんなわけのわからない商品よりは金やとうもろこしなどより、少しでも「見えるもの」を取引したいと思う心境が、投資家の心のどこかにはあるはずだ。