EU、ようやくストレス・テスト

2010/07/08 23:12
91銀行、EU圏の資産規模の65%を占める銀行でのストレステストが行われるという

ストレステストは金融機関の「潰れなさ」を測定するために用いられるもので、様々な金融危機が(今回の信用危機など)が再び起きたと仮定しその結果を見る。

アメリカでは2009年の4月に行われている。しかしアメリカで行われたストレステストは相当「下駄」を履かせてもらったと批判する向きも多い。

すなわちストレステストで悪い結果が出た場合、信用状況を再び傷つける恐れがあるのでそもそも悪い結果が出ないように細工して「結果、安全でした」と報告するわけだ。

ユーロではギリシャを端に発したソブリン・リスクがようやく沈静化しているところでこのストレステストで悪い結果を出しユーロ圏を再び奈落の底に落とすわけがない。

すなわちユーロ圏を再び魅力あるものに見せようとするためのストレステストである。

7月23日にストレステストの結果が発表されるという。昨年アメリカで行われたものと異なり、市場は冷めて見ているようだ。どんな良好な結果が発表されても、強材料には成り得ないだろう。