香港の雨
2010/06/20 23:12
東南アジアの梅雨は、「つゆ」というこの柔らかな語感からは遥かに遠い。入道雲がモクモクと太陽を覆ったかと思うと、バケツをひっくり返したような雨がいきなり降ってくる。
日本では、シトシトと降りますね。さわさわと小粒の雨から始まって木の葉を濡らし、次第に粒が大きくなっていく。コンクリートの熱気と混ざってゆっくり街をどんよりムードにしていく。しかし「雨ふってるけれど、お仕事頑張ってくださいね!」なんて新人OLさんに言われてグッと来たりする。香港から日本に帰ってそういう雨に降られると、まさにこれがツユ!This is it!と思わずシャウトしてしまいそうになります。
雨にタイプがあるとすれば、香港のは草食系雨ではなく肉食系雨ですからモーレツ・ガツガツと降ってくるので「ツユ」とは呼ばずに何か別の名前を付けたくなります。いきなりドバーッと降ってくるので傘さすヒマもなくズブ濡れになります。ズブ濡れになったら「可哀想に…」と憐憫の目で見られる上に香港特有の効きすぎクーラーのせいで風邪ひきます。
違うのですよ。香港の梅雨は。しかし「スコール」という名称は、そもそも定義が異なるようですし、語感が爽やか過ぎて香港雨の突然襲ってくるあの感じをうまく表現しきれません。
断じて香港雨は「ツユ」ではない。それを「ツユ」と一括りにしてしまえば日本の大和撫子雨のツユさんに申し訳ない。たとえば、香港のこの季節の雨にはヘビメタ系バンドの名前とか付けたらどうかな。
メガデス
イングウェイ
ラウドネス
とか。そんなコトを考えながら、お取引先の窓からうっとうしい雲を見る。

日本では、シトシトと降りますね。さわさわと小粒の雨から始まって木の葉を濡らし、次第に粒が大きくなっていく。コンクリートの熱気と混ざってゆっくり街をどんよりムードにしていく。しかし「雨ふってるけれど、お仕事頑張ってくださいね!」なんて新人OLさんに言われてグッと来たりする。香港から日本に帰ってそういう雨に降られると、まさにこれがツユ!This is it!と思わずシャウトしてしまいそうになります。
雨にタイプがあるとすれば、香港のは草食系雨ではなく肉食系雨ですからモーレツ・ガツガツと降ってくるので「ツユ」とは呼ばずに何か別の名前を付けたくなります。いきなりドバーッと降ってくるので傘さすヒマもなくズブ濡れになります。ズブ濡れになったら「可哀想に…」と憐憫の目で見られる上に香港特有の効きすぎクーラーのせいで風邪ひきます。
違うのですよ。香港の梅雨は。しかし「スコール」という名称は、そもそも定義が異なるようですし、語感が爽やか過ぎて香港雨の突然襲ってくるあの感じをうまく表現しきれません。
断じて香港雨は「ツユ」ではない。それを「ツユ」と一括りにしてしまえば日本の大和撫子雨のツユさんに申し訳ない。たとえば、香港のこの季節の雨にはヘビメタ系バンドの名前とか付けたらどうかな。
メガデス
イングウェイ
ラウドネス
とか。そんなコトを考えながら、お取引先の窓からうっとうしい雲を見る。

