けっこう悲惨な米国

2010/06/14 23:14
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左が地方債のイールド推移。
右が百万米ドルあたりのCDSコストの推移。


ロードアイランド州、そしてペンシルバニアのハルスバーグ。相次いで破綻を宣告し、カリフォルニア州だけが注目されがちな米国地方債市場の耳目を集めた。

これら破綻州の地方債残高はアメリカ全地方債残高の0.002%にしか過ぎないらしい。しかし、米国の地方債の保有者はほとんどが「家計」であることを考えると、日本の夕張市以上のものが米国内でボコボコ誕生しているといってよい。

夕張市の財政破綻も過剰な起債が端緒となったのだが、最終的に連銀が地方を救うとしても公務員の数の削減、年金の削減、公共サービスの削減を実行しなければならず、しかも一旦デフォルトした地方債なんて誰も買わないから今後の資金繰りは非常に苦しくなる。

もともとブッシュ前大統領のときから福祉はひたすら削られて、オバマ大統領になってからも財源の確保が難しく劇的に医療や福祉が改善されたわけではない。

アメリカはどんどん弱くなっていく。