調和のない回復
2010/03/08 23:22

米国の回復ぶりは「極端なアン・バランス」とグリーンスパン前連銀議長は指摘している。
これは日本のバブル崩壊からの回復時である2000年前半とよく似ている。大企業だけが回復し中小企業は失われた?年をずるずると続け、就職は氷河期のまま経過、「いざなぎ越え」といわれても実感に乏しく平均給与はむしろ下がっている。
資本家だけが景気回復を実感するというのはバブル崩壊の後の共通現象なのか。企業がキャッシュをひたすら溜め込んで吐き出さない。むしろコスト・カットしまくって株価を上昇させる。
またグリーンスパンは「失業率は高いまま推移する」としている。失業率には、仕事を探すのをあきらめてしまった人たちは含まれていない。あくまで仕事を探し続けているがなかなか見つからない人という意味合いである。
もし景気が回復して雇用が生まれだしても、職探しをあきらめていた人が戻ってくるので失業率は依然として9%台で推移するだろうとしている。

