タイガー・ウッズの謝罪会見
2010/02/20 23:19
スーパースターとはかくも過酷な商売なのかと改めて思いましたね。タイガー・ウッズの謝罪会見。よもや謝罪会見などが開催されるとは思ってもみなかったのでこのニュースが報道されたときの印象は「驚き」でした。
なぜタイガー・ウッズが公共の電波を使って自身がおかした不貞について謝罪せねばならんのだ、と思いました。いや公共の電波を使って私的な謝罪をするのがケシカランというわけではありません。
彼自身が認めている不貞行為はホメられたものではありません。妻子がいる身分としては同列の私でも、結婚がどういう約束なのかというのは理解しているつもりです。タイガーの奥さんもお子さんもこの件で傷ついたのは確かでしょう。
ただ世界中の人にまで謝らなくてもいいのではないか、と。妻子とその家族以外はタイガー・ウッズの貞操についてとやかく言える立場じゃないし、僕らがタイガー・ウッズにおカネを払って不貞行為を禁止していたわけでもない。
奥様とお子様にはあ申し訳ないが、タイガー・ウッズには「大変でしたね、でもそんなバカなことはもうやめて、またいいプレー見せて下さいよ」と言いたいしそれしか言えない。幻滅してファンじゃなくなった人もいるだろうが、そもそも才能を下半身でジャッジするのが間違ってると言いたい。
もっとも彼は巨大企業がスポンサーについているから、その巨大企業の顔色を伺うために今回の謝罪会見を開いたと下衆の勘ぐりもできる。
ただなんだか消費者原理主義が肥大化して、「大衆」の力が一人のスーパースターをこの世から消してしまうような感覚があります。得に最近の大衆が何かに向ける批判は根拠なく先鋭化する。
同じようなことがスノボの国母選手の服装に対するバッシングにも言えます。彼の謝罪を聞きたいっていうのはどういう理屈なのか理解不能だし、すぐそういう批判の対象にされてしまう能力ある人達には同情を禁じ得ない。

