中国の住宅バブルのようす
2010/01/20 23:58

WSJより抜粋
中国は2010年のGDP成長率は16%にも達する見込みであるらしい。日本を抜いて中国が世界第二位の経済大国となる。
先進国の経済停滞を中国やインドなどの新興国が補うというストーリーが定着しつつあるが、バブルなしでは生きていけないというこの矛盾をいつ誰がどう解決するのだろう。
左上のグラフ 新規住宅着工数。前年比
4兆元を注ぎ込んだ成果の一つが住宅の建設数の伸び。2009年は前年比2倍。中国政府自身も認めているように、これは明らかにオーバーペースだ。
右上のグラフ 住宅価格年間変化率
バブルを支えるのは住宅価格の上昇である。銀行の住宅ローン貸出基準が限りなくゆるくなっていることから、住宅価格は今のところ大きな下げを見せていない。
下のグラフ 100平方スクエアのアパートを買うために必要な年収
価格は上昇しても、住宅ローンを勘案すれば中・低所得者層でも十分手が届く価格となってきている。ただ上海の商業ビルは空室率50%に達するところもあるという。
過去5年で毎日1ドル未満で生活する貧困層が2億人減少したという。中国は今明らかに自らを経済大国と定義し意識している。中国人的プライドを考えると、アヘン戦争以来の覇権に胸を躍らせていると思う。
中国は日本の不動産バブルを研究し尽くしているらしく、このバブルを破裂させないようどのようにソフトランディングさせるのか、経済大国としての手腕が問われる。

