アジア株式反発、米クリスマス商戦好調な滑り出し
2007/11/26 19:17
思い出すのは簡単で、それが大事なことには違いないが、普段なんとなく忘れていることがある。たとえば両親の誕生日とか、たまにしかチェックしないウェブメールの暗証番号とか、受験するかどうか迷っている来年の資格試験の日程とか。

この時期になると、普段忘れているが、改めてその大事さに気づくニュースに出くわす。アメリカのクリスマス商戦キックオフのニュース。大学生くらいまでは、テレビに映し出されるアメリカのクリスマス商戦の様子は単なる風物詩だと思っていた。そして、このアメリカの貪欲な消費マインドが、いかに世界経済に影響を与えているかまでは考えなかった。
アメリカ人の江戸っ子気質、というとおかしな言葉だが、アメリカ人の「宵越しのカネは持たねぇ」という性質が世界の景気を牽引していることは言うまでもない。消費性向(収入のうちどれだけを消費に回すか)も日本と比べて著しく高い。アメリカ人は稼いだカネは全部使う主義なのである。そして、その使う額がピークに達するのが、このクリスマスなのだ。
モミの木を買う。その木の枝にぶら下げるための膨大なクリスマスプレゼントを買う。アメリカでは誰彼かまわずプレゼントをあげる習慣がある。なのでその誰かにあげるプレゼントが足りなくなると困る。だから余計に買う。クリスマスの夜は街に出ていいレストランでコースを食べ、シャンパンを傾ける。家族でリッチな旅行に出かける人もいる。散財こそクリスマス。散財こそ人生。散財こそアメリカ。
そんなアメリカの国内の消費が、乗数効果で世界に波及する。
注:乗数効果
「世界はアメリカのクリスマス・ショッピングによって支えられている」というわけではないが、特にコレといったニュースもないのにアジアの株式は今日大きく値を上げた。

出典:ウォール・ストリート・ジャーナル
日本では、中国系ファンド会社が日本株で運用するというニュースが流れ、それも底上げの要因となったようだ。日本株は例えるなら「逃げ足は素早いくせにいざとなると緩慢な動きしかしない年老いた犬」みたいなものである。落ちるのは一瞬だが、戻りが非常に遅い。今年6月に日経平均は18,000円あたりをうろうろしていたことを、もう思い出せない。
香港株式は今日4%以上も上げた。この「一日で4%上がった・下がった」というニュースを見るにつけ、香港も新興市場の一部なのだと思い直す。1987年のブラックマンデーですら、1日の下げ幅は3%もいかなかったというのに。

この時期になると、普段忘れているが、改めてその大事さに気づくニュースに出くわす。アメリカのクリスマス商戦キックオフのニュース。大学生くらいまでは、テレビに映し出されるアメリカのクリスマス商戦の様子は単なる風物詩だと思っていた。そして、このアメリカの貪欲な消費マインドが、いかに世界経済に影響を与えているかまでは考えなかった。
アメリカ人の江戸っ子気質、というとおかしな言葉だが、アメリカ人の「宵越しのカネは持たねぇ」という性質が世界の景気を牽引していることは言うまでもない。消費性向(収入のうちどれだけを消費に回すか)も日本と比べて著しく高い。アメリカ人は稼いだカネは全部使う主義なのである。そして、その使う額がピークに達するのが、このクリスマスなのだ。
モミの木を買う。その木の枝にぶら下げるための膨大なクリスマスプレゼントを買う。アメリカでは誰彼かまわずプレゼントをあげる習慣がある。なのでその誰かにあげるプレゼントが足りなくなると困る。だから余計に買う。クリスマスの夜は街に出ていいレストランでコースを食べ、シャンパンを傾ける。家族でリッチな旅行に出かける人もいる。散財こそクリスマス。散財こそ人生。散財こそアメリカ。
そんなアメリカの国内の消費が、乗数効果で世界に波及する。
注:乗数効果
「世界はアメリカのクリスマス・ショッピングによって支えられている」というわけではないが、特にコレといったニュースもないのにアジアの株式は今日大きく値を上げた。

出典:ウォール・ストリート・ジャーナル
日本では、中国系ファンド会社が日本株で運用するというニュースが流れ、それも底上げの要因となったようだ。日本株は例えるなら「逃げ足は素早いくせにいざとなると緩慢な動きしかしない年老いた犬」みたいなものである。落ちるのは一瞬だが、戻りが非常に遅い。今年6月に日経平均は18,000円あたりをうろうろしていたことを、もう思い出せない。
香港株式は今日4%以上も上げた。この「一日で4%上がった・下がった」というニュースを見るにつけ、香港も新興市場の一部なのだと思い直す。1987年のブラックマンデーですら、1日の下げ幅は3%もいかなかったというのに。


