Ogura Manabu
昨日からの続き。インタビューでは、トミー(仮称)の勤務するプライベートバンクの具体的な利用方法について聞いてみます。
世界でも5本の指に入る銀行のプライベートバンク部門のアナリストとして活躍しているトミー(仮名)です。トミーはイケメン日本語ペラペラの20代後半の青年です。

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仲村 : トミーがいるのなら、自分で運用するのはやめてお金預けようかな(笑)。

トミー : またまた、冗談を。うちは敷居が高いですよ。最も預かり額が高いプライベートバンクですからね。我々はファーストクラスビジネスを看板にしてますから。

仲村 : もし本当に持ってたらどうすんだよ。人は見かけによらないよ。というか俺達もプロだから自分でやるよ。

トミー : はは、それはそうですね。でも我々は仲村さんのところと違う強みがありますからね。

仲村 : そりゃなんと言っても、天下に名だたる○○○○○○だからね。強みは何かな。

トミー : たくさんありますけど、商品で言うとプライベート・エクイティ、ヘッジファンドは得意中の得意ですね。世界最強のファンドマネジャー、世界最高のサービスがあります。

仲村 : トラスト(信託)なんかはもちろんやっているんだよね。それから空港出向かえとか子女の学校推薦とか、特別にスポーツ観戦のチケットが取れるとか。いわゆるプライベートバンクのイメージのやつ。

トミー : なんだかなぁというイメージですね(笑)。トラストは勿論やってます。仲村さんところも出来るじゃないですか。空港出向かえはないですね、日系じゃあるまいし(笑)。オフィスの下までは行きますよ。食事なども一緒にすることはあります。学校推薦は会社にいる人間はハーバードやスタンフォードといった有名校の出身者の集まりですから、できるんでしょうね。観戦チケットはスポンサーの場合は勿論ありますよ。

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Economist.comより

仲村 : 具体的にはどんな感じで口座開設をして投資を始められるの?

トミー : まずはお会いして、インタビューですね。お会いするのもほとんどが紹介です。その際に資産状況や個人的な情報を色々伺った上で、ポートフォリオを提案させて頂きます。

仲村 : あの30数ページのすごいやつね。相当時間かかるんでしょ。

トミー : いえいえ、2、3日で提出しますよ。それから口座開設に同意頂ければ書類手続きをして、会社のデューディリジェンス部門で審査を受けて、審査が通ればだいたい2週間ぐらいで口座が出来、投資も可能になります。

仲村 : 2週間か。日本語しか出来ない人でも可能かな?

トミー : もちろん。私はアナリストとはいえ、同じプライベートバンク部門ですし、日本語ができるバンカーがいますよ。お客さんを紹介頂けるなら、今すぐ紹介します。というより、そのバンカーには仲村さんも会ったことありますよね?

仲村 : あるけど、英語と広東語でしか喋ってないから、日本語できるとは知らなかった。お客様から希望があったり、この人はトミーのところが合うなぁと思った時は提案してみるよ。

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香港には多数の真のプライベートバンクが多数存在する。それぞれに特徴があり、担当者となるバンカーの知識もそれぞれだ。こうやって日頃からプロの金融マン達と会話を交わすのは我々にとっても非常に鍛錬になる。また、お客様のニーズによってできる限り客観的にお客様に適した商品、金融サービスを提供したいと改めて感じた。

香港金融人インタビューは今後も毎月1回掲載できるよう続けていきます。
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