Ogura Manabu
中国が2009年10月11月12月と米国債の保有高を減らしていた=米国債を売却していたとはいっても売却ボリュームは米国債全保有高の5%程度に過ぎない。

市場は「政治的な意図がある」としているが当然政治的な意図があるに決まっている。米国への武器輸出やダライ・ラマとの接触は確実に中国の神経を逆なでしている。

(逆なでしているからダメということでは、当然ない。政治にしても経済にしてもビジネスにしても、中国の強引なやり方にカチンと来ることは私にもよくある。ただポートフォリオのリターンを上げるためには事実をつかまないといけない)

中国は積み上がった外貨準備の運用先として米国債を外し始めた。米国の力が強かった2007年までは淡々と買い進め、力が弱まったときに外交カードとして米国債の保有高を変えるというこの手法は見事ではある。

そして中国や中東はこの潤沢な外貨準備を利用していわゆる国富ファンド(ソブリン・ファンド)を立ち上げた。中国国富ファンド中国投資有限責任公司が買うものは次の3点だと言われている。

技術、資源、ゴールド

ゴールドはともかく技術や資源は中国によって青田買いされる可能性が高い。

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