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プライベート・バンクのアドバイス | AMG Wealth Management - 資産運用アドバイザー
Ogura Manabu
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アメリカ・CITIバンクのプライベート・バンク部門のオフィス

最低預かり資産が2,500万米ドルのCITIのプライベート・バンクの「2014年の市場展望」を読んで。

資産2,500万米ドルというと日本円で25億円だから、プライベート・バンクの敷居としては相当に高い。また他の商業銀行のプライベート・バンクが500万米ドルくらいからであることを考えても、同じ商業銀行の中でもハードルは高い。

とはいえ、ウェルス・マネジメントに関して行っていることは私たちIFAと同じである。すなわちIFAもプライベート・バンクも、数字を集め、マーケットの展望を予測し、ポートフォリオの調整を行い、リスク調整後のリターンを最大にする…ことが仕事だ。

ハードルが高いということは、一クライアントにかけられる時間が多いということになる。このCITIのプライベート・バンクの場合は一人のアドバイザーが担当しているのは最大でも10クライアントくらいだろう。単なる銀行員やブローカーを超えて、そのクライアントの番頭となるのである。

そんな彼らがクライアントに推薦しているポートフォリオは、

株式 50.8%
債券 28.2%
ヘッジ・ファンド 16%
キャシュ 5%


である(上記資料8頁)。これらのポートフォリオはリスクレベルが中くらい。プライベート・バンクらしく、ヘッジ・ファンドが16%入っている。株式メインで債券控えめ。

… とこれを見て「なんだ、どこにも目新しいところはないじゃないか」と思った方。その通り。プライベート・バンクが25億円持ってるクライアントにアドバイスする内容は、頑張って自分で作ろうと思えば作れるポートフォリオだ。ちなみにこのポートフォリオでの期待リターンは年間6.2%。

資産運用は、「普通」をどれだけ飽きずに継続できるかの勝負だ。プライベート・バンクもリスクレベルに応じて何十年も株式はこう、債券はこう…というアドバイスを続けている。目新しさや流行に乗ってしまって普通でないことをすると、それは資産運用でなはなくギャンブルになる。

とんでもなくオカネを持っている人たちにとっても、資産運用は地味なのである。

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