A PHP Error was encountered

Severity: Notice

Message: Only variable references should be returned by reference

Filename: core/Common.php

Line Number: 257

香港もまた、貧しくなっていく | AMG Wealth Management - 資産運用アドバイザー
Ogura Manabu
香港の人口は現在700万人ちょっと。IMFの予測によると、2020年くらいに740万人のピークを迎えて2050年くらいまでには600万人くらいになるとの予測。

香港も日本と同じく少子高齢化社会に悩まされている。香港の出生率は1.1と日本の1.4を更に下回る。結婚してもあまり子供を産まず、産んでもたいてい1人。また香港は世界的に高齢化社会で、2041年までに扶養家族は現在の1000人中355人から1,000人中712人に増える。

現在は香港人は2人で1人を支えている計算だが、2041年には1人で2人を支える計算になる。日本のように退職金や福祉が充実していないことから、現在でも高齢者の悲惨なストーリーが語られているがこれからそういうストーリーはどんどん増えてくることになる。

先進国はどの国でも分厚かった消費世代が年寄りとなっていき生産世代が先細っていくという現象に直面している(唯一そうでないのは移民を受け入れているアメリカくらいだ)。

ちなみに、香港で中国人を移民として受け入れるかどうかについてはあまり大きな議論になっていない。「一国二制度とはいっても同じ国なのだからなぜそもそも受け入れるかどうかの議論があるのか」と思われるかもしれないが、香港人は大陸人が大挙して押し寄せることに大きな心理的抵抗を持っている。

むしろ、カネを積みさえすれば受け入れられていた中国の移民を2年前から実質的に受け入れなくなっている。また中国大陸人が香港で就労ビザを取得するのは大変に難しい。

そういう意味で香港は日本と似ている。インターナショナルを気取るわりには「純香港文化」のようなものを重視し排他的である。外国人に消費はしてもらいたいが住んでもらいたくはない。ただし、西洋人は住んでもOK。アジアでは、日本人と韓国人は住んでもOKだが新興国は微妙… というふうに。

もし香港が積極的に移民を受け入れて消費世代の逓減に歯止めをかけるのならばまた香港は昔の栄光を取り戻せるのかもしれないけれど… それは難しそう。

コメントを投稿するにはログインしてください