Ogura Manabu
1

少し前にシャドーバンキングが問題になって、中国政府が調査に乗り出した。結果はもちろん「シャドーバンキングは管理できるレベルにあり、企業のデフォルト・リスクもそんなに高くない」であった。悲観的な数値が出てきたとしても、地方官僚が中央官僚に正確な数値を伝えるはずがない。

欧米の「ストレステスト」も似たようなものだからどっこいどっこいではあるが。

今年は7.5%の経済成長を達成する必要があるので、残りの四半期で成長を大きくブーストさせるため李克強は金融機関に対して更なる融資を要求しているらしい。しかし中小企業にカネが行き渡らないのでいったんはビークルにおいて、その先でということになる。

CITIC証券のリサーチによると、中国の97%の中小企業は銀行からカネを借りることができない。金融が発達していないため、融資基準が非常に厳しい。そして借入期間も元本返済まで含めて半年とか1年とか非常に短い。

なので中国で息の長い借金をしながら商売をやるためにはシャドーバンキングに頼らざるを得ない。そして中国の企業/個人の借金額は現在凄まじい勢いで増えている。李克強は絶対に経済のハードランディングを認めない…という強い意思を感じる。

コメントを投稿するにはログインしてください