Ogura Manabu
1
新興国投資の父、マーク・モビアス

「ラリー・サマーズがバーナンキの次の連銀議長に選ばれたら」というトピックでニュースやブログが盛り上がっている。ものすごくざっくりいうと、

サマーズはタカ派、QEのコストについても懐疑的、だからQEはより速いペースで縮小、金利も上昇

今後しばらくは、「サマーズ有利か」みたいな報道がされるたびに株式市場も債券市場もビクビクするような展開になるだろう、とのこと。

しかしマーク・モビアスは違った見方をしている。

サマーズとて連銀議長となれば経済成長を誰よりも重視することは当然だ。バーナンキのようにQEにより金融システムを通じた経済成長ではなくて低所得者層への減税や再配分などを通じたより直接的な方法で経済成長を促すだろう。結果、QEの効果が薄れつつあるなかで彼の政策は(少なくとも株式市場にとっては)プラスにはたらく

「彼は緊縮か緩和か」みたいな問いの立て方でなくマーク・モビアスのように「彼は経済成長のために何をしてくれるのか」という観点は目先の短い投資家からはすっぽり抜け落ちている。長期投資家はこういう情報にまどわされないようにしていきたい。

コメントを投稿するにはログインしてください