Ogura Manabu
金融危機の爆心地となったアメリカ。そのアメリカで、自宅を購入するときに住宅ローンを組まずに購入する人の割合が半分くらいにまで増えているという。

ゴールドマン・サックスのリサーチによると、2005年には住宅ローンが組まれている物件は80%程度だったのが現在では56%%程度であるらしい。

要するに残りの44%がローンなし、すなわち全額キャッシュで購入されていることになる。

ファイナンシャル・アドバイザーとしても投資用物件でなく自宅に関してはローン無しかあっても30%未満に抑えることを推奨している。逆にこれが難しいようであれば金利動向で家の奴隷となってしまう不動産購入は、仮に様々な税控除が受けられるとしてもしないほうが良いと断言できる。

アメリカの住宅ローン金利も徐々に上昇しているとはいえ低金利であることには代わりはない。しかしそれでも住宅ローンを組まない…ということは住宅ローンを組んでしまった後に金融危機を食らったときのダメージがいかほどのものか、痛いほど分かったのだろう…

と思っていたら違うニュースで住宅を購入する際にローンが組まれないのは

ベビーブーマーたちの子供が成人してしまったので彼らのデカい家を売って小さな家を手頃な価格で購入している

グーグルやアマゾンなど巨大IT企業がありあまるキャッシュで投資用として住宅を買いまくっている


からだと指摘していた。"そもそも、家を買うべき30代40代が家を買えるような余力をもってない。今の住宅市場でのプレイヤーはベビーブーマーかキャッシュリッチ企業、そして中国人などの外国人だけだ"と。

住宅市場が好調だが、市場自体は空洞化しているのかもしれない。ふつうの住宅は企業やお金持ちがキャッシュで買って、それを個人が借りる…という時代が来ているのか。

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