A PHP Error was encountered

Severity: Notice

Message: Only variable references should be returned by reference

Filename: core/Common.php

Line Number: 257

製造業が先進国に戻ってくる | AMG Wealth Management - 資産運用アドバイザー
Ogura Manabu
1
フォックスコンの中国工場

我々は、組立作業の移転は考えていない。考えているのは頭脳作業の移転であり高付加スキルの移転である

iPhoneなどアップル製品の組み立てといえば台湾企業のフォックスコン。彼らが米国に4,000万ドルをかけて工場を作るという話。

ちょっと前にアップルのMac Proの組み立て工場がアメリカになるというニュースが話題になりました。ただ、この時も「オフショア法人なんかを使ってアメリカに税金を納めていないのであれば、せめてアメリカで雇用を作れ」というアメリカ政府との一悶着がアップルにあったこともあってどうしても政治的な文脈で語られているような気がしました。

しかしおそらく、アップルは割と本気で「アメリカで作ったほうがいい商品もあるだろうな」というビジネス的判断でそうしたのだろうと思っていました。そして今回、アメリカ企業ではないフォックスコンがアメリカに工場を作るとあって、ますますその思いを強くしています。

もちろん、上記のフォックスコンの言葉のように高付加価値作業だけはアメリカで行うというスタンスです。今までも意匠や基板の設計などはアメリカで行われていましたがこれだけ見ると何の変化もないように思えます。

しかしこれはアップルのお膝元である米国で、輸送コストなんかを考えると割に合わない商品がぼちぼち出てきていることを想像させます。

かねてから、中国などの新興国のほとんど無尽蔵とも思えたチープな労働力が枯渇するにつれ先進国に製造業は戻らざるをえない、低付加価値作業に対する単価はグローバルで均一化されてくるから、それ以外のコスト要因(たとえば運送費など)で差別化していくしかないという考えはありました。

短期的な流れでなく、より大きなトレンドとして先進国に製造が戻っていくような気がしています。金融の世界にいてナニですが、日本は"金融立国"など目指すべきではなくやはり製造立国で居続けるのが正解でしょう。

コメントを投稿するにはログインしてください