香港金融譚 アーカイブ:2008年08月
2008/08/31 06:00
週末は、平日の些事から開放されるのでいろいろと物想いにふけっております。
特に大きなテーマというわけではありませんが、「日本人には投資は向かないか?」というテーマをたまに思い出しては考え込んでしまいます。
日本人は農耕国家であり、リスクをとって何かを始めることは1年の収穫をフイにしてしまうことにも繋がるのでリスク回避的になった、という考えがありますね。
ただ、香港でさまざまな国籍の方々とお会いしますが、日本人だけものすごくリスク回避的だという気はしませんね。他の民族とくらべて「ごくわずかに」リスク回避的ですが、たとえば欧米人がめちゃくちゃにリスクをとっているわけではありません。
極端な例ですが、かつてニューヨークのモルガンスタンレーのM&A部署で働いていた生粋のウォールストリート人で、現在は物流のグローバル企業の香港のトップとお会いしたときのこと。彼は東京でも数年仕事をしていました。
「さぞかし有利な運用をされたのでしょうね」と聞いたらその方は「いや、ずっと定期預金。日本では全額郵便貯金。ほかになんかいい方法ない?」と逆に聞かれたこともあります。
コンサルティング・ファームに勤めてらっしゃるアメリカ人の方も「基本定期預金で、たまに銀行の人が勧めるファンド。ITのときは銀行の人に乗せられて買ったけど、だいぶ損したなぁ」というくらいでした。
日本での書籍やメディア、そして現在世界を席巻している欧米の金融覇権のイメージから「日本人は外国人に比べてリスクをとりたがらない」というイメージがすっかり定着していますが、リスク性向の差はほんのごくわずかだと思います。
国民のリスク性向がほぼ同じとして、30歳台40歳代でも金融不労所得が十分にあり、キャッシュフローだけで食えていける人が日本に圧倒的に少ないのは、なぜでしょう。
たぶん、いいアドバイスがいかないからです。金融商品についての俯瞰的な見方をする機会があまりないのです。不動産と株式とはどちらもリスク資産ですが、どんなリスクがどれくらいのパーセンテージで現実化するのか、等そういったことを知るチャンスが少ない。
なので、日本人に投資が向かないのではありませんね。投資に向かないのではなくて、投資とは何か、どういうリスクをとればどういうリターンが返ってくるのかを十分に知る機会が与えられてないということなのでしょう。
10月にこのHPのリニューアルを予定していますが、異なる主要な金融商品についてそれぞれ詳しく、かつ簡潔な説明を入れていこうと思います。日本人のリスクに対する感覚をするどくするような、そんなHPを目指したいですね。
特に大きなテーマというわけではありませんが、「日本人には投資は向かないか?」というテーマをたまに思い出しては考え込んでしまいます。
日本人は農耕国家であり、リスクをとって何かを始めることは1年の収穫をフイにしてしまうことにも繋がるのでリスク回避的になった、という考えがありますね。
ただ、香港でさまざまな国籍の方々とお会いしますが、日本人だけものすごくリスク回避的だという気はしませんね。他の民族とくらべて「ごくわずかに」リスク回避的ですが、たとえば欧米人がめちゃくちゃにリスクをとっているわけではありません。
極端な例ですが、かつてニューヨークのモルガンスタンレーのM&A部署で働いていた生粋のウォールストリート人で、現在は物流のグローバル企業の香港のトップとお会いしたときのこと。彼は東京でも数年仕事をしていました。
「さぞかし有利な運用をされたのでしょうね」と聞いたらその方は「いや、ずっと定期預金。日本では全額郵便貯金。ほかになんかいい方法ない?」と逆に聞かれたこともあります。
コンサルティング・ファームに勤めてらっしゃるアメリカ人の方も「基本定期預金で、たまに銀行の人が勧めるファンド。ITのときは銀行の人に乗せられて買ったけど、だいぶ損したなぁ」というくらいでした。
日本での書籍やメディア、そして現在世界を席巻している欧米の金融覇権のイメージから「日本人は外国人に比べてリスクをとりたがらない」というイメージがすっかり定着していますが、リスク性向の差はほんのごくわずかだと思います。
国民のリスク性向がほぼ同じとして、30歳台40歳代でも金融不労所得が十分にあり、キャッシュフローだけで食えていける人が日本に圧倒的に少ないのは、なぜでしょう。
たぶん、いいアドバイスがいかないからです。金融商品についての俯瞰的な見方をする機会があまりないのです。不動産と株式とはどちらもリスク資産ですが、どんなリスクがどれくらいのパーセンテージで現実化するのか、等そういったことを知るチャンスが少ない。
なので、日本人に投資が向かないのではありませんね。投資に向かないのではなくて、投資とは何か、どういうリスクをとればどういうリターンが返ってくるのかを十分に知る機会が与えられてないということなのでしょう。
10月にこのHPのリニューアルを予定していますが、異なる主要な金融商品についてそれぞれ詳しく、かつ簡潔な説明を入れていこうと思います。日本人のリスクに対する感覚をするどくするような、そんなHPを目指したいですね。
2008/08/30 06:00
フレンズ・プロビデントから招待状が来ていました。普段からいろいろとお付き合いがあるので、迷わず参加することに。商品プロバイダーとの関係を潤滑にしておくのもアドバイザーの仕事のうちのひとつ。

フレンズ・プロビデントは創業1832年のイギリスの保険会社です。積立商品では香港内で一番売れていると聞きます。今日はオフィス拡張パーティ+新しく出た一括商品のプレゼンです。
担当者が「積立だけでなく一括もシェアを上げていきたい」と以前ボソッと言っていたので、フレンズの一括商品はあまりニーズがないのでしょう。ランキングが出るわけでもないので、どれくらい売れているのか不明ですが。

中国銀行(Bank of China)の頭取も来ていました。中国銀行は独自の商品を開発し、今後アドバイザービジネスに本格的に参入していくようです。頭取は「契約申込書3年分の印刷だけで4000万円もかかった」とボヤいておりました。
前勤めていた会社のA社長も来ていました。1年半だけでしたがこのA社長には大変にお世話になりました。今私がアドバイザーという仕事をしてられるのもこの人のおかげです。

生演奏などもあり、会場はリラックスムード。あちらこちらで談笑の声が聞こえます。アドバイザー集団のボスばかりが来ていたので、私は隅のほうで軽食をつまんでいました。
オフィスはかなり拡張されており、担当者は「バス2台分のお客様つれてきても大丈夫よ!ガハハ!」と豪快に笑っておりました。いずれ大きなセミナーをやりたいとは思っています。ただバス2台分のお客様が集まるかどうか…

このたび新しく立ち上げられた一括商品のプレゼンが始まりました。実はこの商品、1ヶ月前からすでに販売されており、私のお客様にもご利用いただいているので新しく知らなければいけないことはありません。
以前の売れなかったものと比べても、改善されています。お客様にお勧めする前に自分も投資してみようかと思います。

最後に粗品を頂きました。コレなんだと思います?

USBメモリです。しかし使いにくい… うまくPCに挿入できません。USBメモリがなくてどうにもこうにも困っている、しかし敢えて買うのはアレなのでタダで欲しい、っていうかタダじゃなきゃ嫌だというそんな珍しい方がいらっしゃったら差し上げようと思います。

フレンズ・プロビデントは創業1832年のイギリスの保険会社です。積立商品では香港内で一番売れていると聞きます。今日はオフィス拡張パーティ+新しく出た一括商品のプレゼンです。
担当者が「積立だけでなく一括もシェアを上げていきたい」と以前ボソッと言っていたので、フレンズの一括商品はあまりニーズがないのでしょう。ランキングが出るわけでもないので、どれくらい売れているのか不明ですが。

中国銀行(Bank of China)の頭取も来ていました。中国銀行は独自の商品を開発し、今後アドバイザービジネスに本格的に参入していくようです。頭取は「契約申込書3年分の印刷だけで4000万円もかかった」とボヤいておりました。
前勤めていた会社のA社長も来ていました。1年半だけでしたがこのA社長には大変にお世話になりました。今私がアドバイザーという仕事をしてられるのもこの人のおかげです。

生演奏などもあり、会場はリラックスムード。あちらこちらで談笑の声が聞こえます。アドバイザー集団のボスばかりが来ていたので、私は隅のほうで軽食をつまんでいました。
オフィスはかなり拡張されており、担当者は「バス2台分のお客様つれてきても大丈夫よ!ガハハ!」と豪快に笑っておりました。いずれ大きなセミナーをやりたいとは思っています。ただバス2台分のお客様が集まるかどうか…

このたび新しく立ち上げられた一括商品のプレゼンが始まりました。実はこの商品、1ヶ月前からすでに販売されており、私のお客様にもご利用いただいているので新しく知らなければいけないことはありません。
以前の売れなかったものと比べても、改善されています。お客様にお勧めする前に自分も投資してみようかと思います。

最後に粗品を頂きました。コレなんだと思います?

USBメモリです。しかし使いにくい… うまくPCに挿入できません。USBメモリがなくてどうにもこうにも困っている、しかし敢えて買うのはアレなのでタダで欲しい、っていうかタダじゃなきゃ嫌だというそんな珍しい方がいらっしゃったら差し上げようと思います。
2008/08/29 06:00
6. 継続的な収入がない方でも、積立投資を考えるべき
積立プランはINGファンドラップとJF以外のものは初期積立期間があります。そして初期積立期間中は積立を継続しなければなりません。しかも初期積立期間を終えて、すぐ積立を停止してしまうと手数料が相対的に高くなります。
一番賢いやり方は、
「最初に決めた積立額を契約期間中継続して積み立て続けること」です。
かの日本人マクドナルド創業者の藤田田も毎月10万円を積立続けて30年で1億2000万円以上にしたそうです。「いやぁ俺自営業で1月200万円稼ぐときもありゃゼロの時もあるから、積立は向かないよ」という方もいらっしゃいますが、ドルコスト平均法と複利の力を最大限利用するためには、「毎月無理のない金額を継続して積立つづけること」です。
私はフレンズプロビデントの貯蓄プランを使って昨年から毎月HKD12,000の積立を25年契約ではじめました。55歳のときにHKD20M≒3億円くらいになってればいいなぁと思ったからです。
積立プランを始めるときはちょっとシンドイものです。私も最初の半年くらいは「このHKD12,000があれば、こんなもの買える&食える」なんてことを考えてました。
しかし慣れとは恐ろしいもので、毎月決まった日にHKD12,000が銀行口座から引き落とされていくことに対して何も感じなくなり、そもそもHKD12,000を「ないもの」として生活しています。まさに慣性の法則です。
たまたま昨年から会社をやっておりますが、会社設立時もHKD12,000を「ないもの」として会社のバジェットを計算し、収入があっても瞬間的にHKD12,000を引いた数字を可処分所得として計算するようになりました。
日本の年金や税金の感覚と似ていますが、スッキリとした気持ちで「ないもの」と割り切れるのは大きな実りとなって帰ってくることが期待できるからでしょう。
ちょっと大変かな?と思うくらいの額を毎月積み立てる。そうすることで、契約が終わったときに最初の不安やためらいを振り切って積立をはじめた当時の自分に感謝するようになるはずです。
7. アドバイザー選び
積立プランをはじめるにあたって、ファンドの数というのは、実はそれほど魅力的なものではありません。というのも積立投資の場合、毎月資金を捻出するためリスクが平準化されるからです。
どうせ平準化されるリスクであれば、短期の騰落はあっても長期の伸びしろがあるBRICsやその他新興諸国の株式に積み立てるのがよいでしょう。
積立投資は、ファンドの価格そのものよりも購入したファンドのユニット数に目を向ける必要があります。たとえば、5年契約で積立を始めたとします。
5年間の最初の4年ぜんぜんパッとしないファンドを買い続けても、最後の1年で花開けば、単純に5年目にかけて値段が上昇していくよりも多くの口数が買えますから投資としては大成功なのです。
安いファンドを買い続け、それが花開くのを待つためにはやはり10年間くらいの期間は必要ではないでしょうか。10年単位で考え、そして投資内容を新興諸国にしぼれば、実は各社が提供しているプラットフォームの手数料にもそれほど違いは見出せません。
もちろん、同じ新興国ファンドでもファンドマネージャが変わってからガクッと成績が落ちたという例はありますが、よほど対応の悪いアドバイザーでなければそういう情報はこっそり教えてくれるはずです。
貯蓄プランの比較、と書きましたが、プランはともかくアドバイザー選びも大事ですね。
積立プランはINGファンドラップとJF以外のものは初期積立期間があります。そして初期積立期間中は積立を継続しなければなりません。しかも初期積立期間を終えて、すぐ積立を停止してしまうと手数料が相対的に高くなります。
一番賢いやり方は、
「最初に決めた積立額を契約期間中継続して積み立て続けること」です。
かの日本人マクドナルド創業者の藤田田も毎月10万円を積立続けて30年で1億2000万円以上にしたそうです。「いやぁ俺自営業で1月200万円稼ぐときもありゃゼロの時もあるから、積立は向かないよ」という方もいらっしゃいますが、ドルコスト平均法と複利の力を最大限利用するためには、「毎月無理のない金額を継続して積立つづけること」です。
私はフレンズプロビデントの貯蓄プランを使って昨年から毎月HKD12,000の積立を25年契約ではじめました。55歳のときにHKD20M≒3億円くらいになってればいいなぁと思ったからです。
積立プランを始めるときはちょっとシンドイものです。私も最初の半年くらいは「このHKD12,000があれば、こんなもの買える&食える」なんてことを考えてました。
しかし慣れとは恐ろしいもので、毎月決まった日にHKD12,000が銀行口座から引き落とされていくことに対して何も感じなくなり、そもそもHKD12,000を「ないもの」として生活しています。まさに慣性の法則です。
たまたま昨年から会社をやっておりますが、会社設立時もHKD12,000を「ないもの」として会社のバジェットを計算し、収入があっても瞬間的にHKD12,000を引いた数字を可処分所得として計算するようになりました。
日本の年金や税金の感覚と似ていますが、スッキリとした気持ちで「ないもの」と割り切れるのは大きな実りとなって帰ってくることが期待できるからでしょう。
ちょっと大変かな?と思うくらいの額を毎月積み立てる。そうすることで、契約が終わったときに最初の不安やためらいを振り切って積立をはじめた当時の自分に感謝するようになるはずです。
7. アドバイザー選び
積立プランをはじめるにあたって、ファンドの数というのは、実はそれほど魅力的なものではありません。というのも積立投資の場合、毎月資金を捻出するためリスクが平準化されるからです。
どうせ平準化されるリスクであれば、短期の騰落はあっても長期の伸びしろがあるBRICsやその他新興諸国の株式に積み立てるのがよいでしょう。
積立投資は、ファンドの価格そのものよりも購入したファンドのユニット数に目を向ける必要があります。たとえば、5年契約で積立を始めたとします。
5年間の最初の4年ぜんぜんパッとしないファンドを買い続けても、最後の1年で花開けば、単純に5年目にかけて値段が上昇していくよりも多くの口数が買えますから投資としては大成功なのです。
安いファンドを買い続け、それが花開くのを待つためにはやはり10年間くらいの期間は必要ではないでしょうか。10年単位で考え、そして投資内容を新興諸国にしぼれば、実は各社が提供しているプラットフォームの手数料にもそれほど違いは見出せません。
もちろん、同じ新興国ファンドでもファンドマネージャが変わってからガクッと成績が落ちたという例はありますが、よほど対応の悪いアドバイザーでなければそういう情報はこっそり教えてくれるはずです。
貯蓄プランの比較、と書きましたが、プランはともかくアドバイザー選びも大事ですね。
2008/08/28 06:00
ナカさん、顔が売れてきましたね。今日もお客様にナカさんについていろいろ聞かれてしまいましたよ。さて、本日も一分でも早く家に帰るためにナカさんの記事を拝借させていただきます。いつも無断で拝借してすいません。太字は私の合いの手です。
=============以下よりナカさん文書=============
日本から色々問い合わせがあります。FXについても。
(FXはウチでは当分はやりませんね。今はライセンスもないですし。レバレッジ効かせてドカン!という投資は好きではありません)
日本のFX流行については香港の新聞も取り上げていました。
(そういう記事を前に書いた気がします)
博打好きな中国・香港人達ですが、FXにのめり込んでいるという話は聞いたことがありません。そもそも香港でのFXの手数料はとことんまで安いですし、銀行でもどこでも両替はすぐにできます。スワップやオプションなんかも銀行で簡単にできます。大勝できる商品ではないという認識ではないでしょうか。
日本では1998年にようやく個人でも取引できるようになり、インターネットが発達して2000年初頭から流行り始めました。アメリカのテロ以降の円高ドル安傾向でFX長者が出現したと言われています。そして、今回のサブプライムで大損した人が続出したとか。
(たしかあの一瞬の円高で3兆円が吹っ飛んだらしいですね)
また、FX自体の取り締まりが日本では非常に緩いので、破綻したり、あくどいビジネスをしている業者もあったとか。
(法律の整備がまだ未成熟だということは、それだけでリスクです)
ファイナンスの観点からみると、現在のように経済の方向性がこのまま下落傾向で底をつくのか、底をついて上昇に向かうのかというのを決めかねている状況で、通貨取引は非常にボラティリティが高く危ないと思います。特にオーストラリアドルや資源国家(鉱物)の通貨をやってる人は要注意です。
(追加証拠金を入れなきゃいけないかもしれないその瀬戸際の瞬間がイイんだ、という変わった御仁もいらっしゃいました)
香港でもMMFやターゲット貯蓄は普通にやりますけど、ちょっと増やしたいぐらいのことですから、ギンギンにレバレッジを効かせてやるというような恐ろしいことはやらないと思います。レバレッジを効かせてやるなら、インサイダーの株をやる人とか、途上国の一等地の不動産をやる人ぐらいでしょうか。
(マスコミもFXけっこう煽ってます。しかしレバレッジは麻薬です。一度うまくいくと、その成功体験が忘れられません。その成功体験が脳裏に焼きついたまま、マーケットを理解せずにレバレッジをかけ続けると早晩市場からの撤退を余儀なくされます)
あとはやはり24時間、月曜から土曜まで動いているのを見るのは株、不動産、ファンドと比べても半端なく疲れますし、株や不動産のように業種やロケーションをみるという少し興味をみたしてくれる要素が薄いかもしれません。
(一人の力でグローバル・マクロ経済の動きを理解するということは、1秒に1本ブルームバーグのニュースを読んで理解するくらいの超人的な脳みそがないと無理ですね)
個人的にはFXはあまり真剣にはやりませんね。日本に旅行に行く予定がたったときにマーケットを見ながら両替するぐらいです。手堅いやり方なので、正直負けたことはありません。
(毎日マーケットを見続けていれば為替の方向性がだんだんわかってきますからね。しかしレバレッジなしの現物FXが基本です。小遣い稼ぎにもってこいです)
通貨で遊ぶなら人民元定期預金して利息と価値が上がるのを享受したほうがいいかも。
(ただ、わざわざシンセンまで行って小額の人民元預金をするのもどうかと思います。要はバランスです。元建ての中国株も元利上げを享受できますので、そちらも頭に入れてポートフォリオ組みたいものです)
=============以下よりナカさん文書=============
日本から色々問い合わせがあります。FXについても。
(FXはウチでは当分はやりませんね。今はライセンスもないですし。レバレッジ効かせてドカン!という投資は好きではありません)
日本のFX流行については香港の新聞も取り上げていました。
(そういう記事を前に書いた気がします)
博打好きな中国・香港人達ですが、FXにのめり込んでいるという話は聞いたことがありません。そもそも香港でのFXの手数料はとことんまで安いですし、銀行でもどこでも両替はすぐにできます。スワップやオプションなんかも銀行で簡単にできます。大勝できる商品ではないという認識ではないでしょうか。
日本では1998年にようやく個人でも取引できるようになり、インターネットが発達して2000年初頭から流行り始めました。アメリカのテロ以降の円高ドル安傾向でFX長者が出現したと言われています。そして、今回のサブプライムで大損した人が続出したとか。
(たしかあの一瞬の円高で3兆円が吹っ飛んだらしいですね)
また、FX自体の取り締まりが日本では非常に緩いので、破綻したり、あくどいビジネスをしている業者もあったとか。
(法律の整備がまだ未成熟だということは、それだけでリスクです)
ファイナンスの観点からみると、現在のように経済の方向性がこのまま下落傾向で底をつくのか、底をついて上昇に向かうのかというのを決めかねている状況で、通貨取引は非常にボラティリティが高く危ないと思います。特にオーストラリアドルや資源国家(鉱物)の通貨をやってる人は要注意です。
(追加証拠金を入れなきゃいけないかもしれないその瀬戸際の瞬間がイイんだ、という変わった御仁もいらっしゃいました)
香港でもMMFやターゲット貯蓄は普通にやりますけど、ちょっと増やしたいぐらいのことですから、ギンギンにレバレッジを効かせてやるというような恐ろしいことはやらないと思います。レバレッジを効かせてやるなら、インサイダーの株をやる人とか、途上国の一等地の不動産をやる人ぐらいでしょうか。
(マスコミもFXけっこう煽ってます。しかしレバレッジは麻薬です。一度うまくいくと、その成功体験が忘れられません。その成功体験が脳裏に焼きついたまま、マーケットを理解せずにレバレッジをかけ続けると早晩市場からの撤退を余儀なくされます)
あとはやはり24時間、月曜から土曜まで動いているのを見るのは株、不動産、ファンドと比べても半端なく疲れますし、株や不動産のように業種やロケーションをみるという少し興味をみたしてくれる要素が薄いかもしれません。
(一人の力でグローバル・マクロ経済の動きを理解するということは、1秒に1本ブルームバーグのニュースを読んで理解するくらいの超人的な脳みそがないと無理ですね)
個人的にはFXはあまり真剣にはやりませんね。日本に旅行に行く予定がたったときにマーケットを見ながら両替するぐらいです。手堅いやり方なので、正直負けたことはありません。
(毎日マーケットを見続けていれば為替の方向性がだんだんわかってきますからね。しかしレバレッジなしの現物FXが基本です。小遣い稼ぎにもってこいです)
通貨で遊ぶなら人民元定期預金して利息と価値が上がるのを享受したほうがいいかも。
(ただ、わざわざシンセンまで行って小額の人民元預金をするのもどうかと思います。要はバランスです。元建ての中国株も元利上げを享受できますので、そちらも頭に入れてポートフォリオ組みたいものです)
2008/08/27 06:00
5. 初期積立期間があるかどうか
貯蓄プランの提供元は、保険会社であったり投資会社であったりさまざまです。しかし、商品によって「必ず」積立を継続しなければならない初期積立期間(Initial Controbution Period あるいは Capital Lock-up period)がある商品と、そうでない商品とがあります。
このテの積立商品は初期積立期間以降は積立を停止できますが、初期積立期間は「必ず」積立を継続しなければならず、初期積立期間中に積立を休んでしまうと自動的に「解約」となってしまうものもあります。
初期積立期間は大体12ヶ月~36ヶ月です。36ヶ月となるとすなわち3年ですので結構長いですね。弊社でも、この初期積立期間の説明はきっちりさせていただきます。
初期積立期間は保険会社の手数料の原資となります。また、気軽に他社の貯蓄プランに乗り換えられないようにする趣旨もあると思います。
この初期積立期間中に契約を解約してしまうと、積み立てた金額はほとんど戻ってこないか、戻ってくるとしてもわずかです。
ですので、これから積立を始められる方
1. その商品に初期積立期間はありますか?
2. あるとすれば何年ですか?
と必ずアドバイザーに聞いてくださいね。
INGラップアカウントのIラップ、そしてJFのマスターセーバーには初期積立期間がありません。5年以内の短期で積立をしたいお客様には手数料的にはこれらの商品のほうがやすいです。
5年以上の長期でもたれるお客様は、逆に初期積立期間がある商品のほうが、初期積立期間以降の安い手数料と相殺され相対的に手数料が安くなる可能性があります。
手数料が1%変われば、運用の実りに大きな変化が出てくるので運用期間と手数料をにらみながらプラットフォームを検討してください。
注)
初期積立期間について、はっきりとした説明をしないアドバイザーもいます。初期積立期間についてはお客様の不利益になる情報とアドバイザーが勝手に判断し開示しないのです。
アドバイザー一人の言うことに頼るのではなく、最低でも二人、出来れば3人以上のアドバイザーと同じ商品についての説明を聞くべきですね。
貯蓄プランの提供元は、保険会社であったり投資会社であったりさまざまです。しかし、商品によって「必ず」積立を継続しなければならない初期積立期間(Initial Controbution Period あるいは Capital Lock-up period)がある商品と、そうでない商品とがあります。
このテの積立商品は初期積立期間以降は積立を停止できますが、初期積立期間は「必ず」積立を継続しなければならず、初期積立期間中に積立を休んでしまうと自動的に「解約」となってしまうものもあります。
初期積立期間は大体12ヶ月~36ヶ月です。36ヶ月となるとすなわち3年ですので結構長いですね。弊社でも、この初期積立期間の説明はきっちりさせていただきます。
初期積立期間は保険会社の手数料の原資となります。また、気軽に他社の貯蓄プランに乗り換えられないようにする趣旨もあると思います。
この初期積立期間中に契約を解約してしまうと、積み立てた金額はほとんど戻ってこないか、戻ってくるとしてもわずかです。
ですので、これから積立を始められる方
1. その商品に初期積立期間はありますか?
2. あるとすれば何年ですか?
と必ずアドバイザーに聞いてくださいね。
INGラップアカウントのIラップ、そしてJFのマスターセーバーには初期積立期間がありません。5年以内の短期で積立をしたいお客様には手数料的にはこれらの商品のほうがやすいです。
5年以上の長期でもたれるお客様は、逆に初期積立期間がある商品のほうが、初期積立期間以降の安い手数料と相殺され相対的に手数料が安くなる可能性があります。
手数料が1%変われば、運用の実りに大きな変化が出てくるので運用期間と手数料をにらみながらプラットフォームを検討してください。
注)
初期積立期間について、はっきりとした説明をしないアドバイザーもいます。初期積立期間についてはお客様の不利益になる情報とアドバイザーが勝手に判断し開示しないのです。
アドバイザー一人の言うことに頼るのではなく、最低でも二人、出来れば3人以上のアドバイザーと同じ商品についての説明を聞くべきですね。
2008/08/26 06:00
本日も貯蓄プラン比較にしようかと思いましたが、弊社のナカさんの日記が秀逸なので、勝手に全文引用させていただきます。太字は私の合いの手です。
=======以下から引用=======
北京オリンピックも終わり、大中華圏株式市場はいい感じです。午前中はこの5年間で最強の記録を出している中国ファンド「ファースト・ステート・インベストメンツ(First State Investments、以後FSI)」のトレーニングを受けました。
(私たちアドバイザーは週の3分の1くらいはこういったトレーニングや研修に励みます。金融の世界では知識はすぐに陳腐化してしまいますので、常に新しい知識を入れ続けます)
FSIは過去9年間で647%の記録をたたき出した最強の中国ファンドです。9年前にやっていれば6倍強ですから、ファンド(投資信託)とはいえ侮れません。中国株単発で9年前(1999年)からやるのは中々リスクがあって難しいですよね。流行りだしたのはここ数年の話ですから。
FSIはオーストラリアの大手銀行コモンウェルス銀行[Commonwealth Bank:預かり資産額は718億英ポンド(日本円で約14兆5千億円)のグループで、イギリスに本社があります。
FSIの中にはたくさんのファンドがありますが、最強の中国ファンドは「ファースト・ステート・グレーター・チャイナ(First State Greater China、以降FSGC)」といいます。毎日ファンドの内容が変化するアクティブなファンドです。ファンド内容は以下の通り(下記は2008年7月31 日のファクトシートを元にしています。
すでに今日の内容はかなり違っており、8月25日現在、現金は2.9%まで減っており、投資が開始された感があります)。
(現金=キャッシュ・ポジションが減少しているのは、買いを入れている証拠ですね)
[ファンドの構成銘柄別] [業種別]
レッドチップ 43.2% 非必需品 17.6%
H株 24.6% 必需品 16.3%
ハンセン 19.9% 製造業 14.9%
シンセンB株 8.4% エネルギー 9.7%
シンガポール 0.4% 金融 9.2%
現金 3.5% 材料 8.9%
通信 7.5%
IT 6.2%
公共事業 6.1%
ヘルスケア 0.2%
現金 3.5%
FSIのプレゼンターは今が中国ファンドへの投資時期ですということを下記の点から説明していました。
1.中国国内のホットマネーの存在、利上げ観測
中国国内準備金1.8兆米ドル、人民元の上昇08年だけで5%強、2005年来17%強。
(日本からわざわざ深センに行ってまで人民元預金をしたい人たちの気持ちがよくわかります)
2.CPIが下半期改善されつつある点
食品以外の物価押上圧力は低い。食品は07年、08年で16%~20%上昇。
(食料品を除くということは、いわゆるコアCPIのことですね。食品の値上がり率は普通じゃないですね)
3・天災やオリンピツクの影響の小ささ
四川地震GDPへの影響4%、08年初冬大雪1.3%。また、過去のトルコ地震、台湾地震、9・11テロ、香港SARSの1ヶ月後の株式市場は微減で、その後四半期には通常に戻っている。
(すなわち天災やオリンピックは中国のGDPの規模から考えても天災・オリンピックは考慮する必要はあまりないということですね)
4.中国国内の購買力の増加
今年度3%のみ上昇だが、この5年で3倍になる予測。2008年上半期GDPは10.4%、CPI上昇が7.9%にも関わらずカバーできた力。国内固定資産投資26.%。沿岸部住民所得上昇14.4%、農民19.8%。
(いわゆる購買力平価でみたときには米ドルに対する人民元の利上げというのは必然ですね。政治のリスクを差し引いても、中国元預金は魅力的)
5.アメリカと比較してまだまだ可能性のある中国の消費力
ビール 1/3、牛乳1/4、自動車保有率0.3%
(このプレゼンを聞いてるとき、「果たして中国人は米国人ほどビールをたくさん飲むか?」と思いましたが、思い起こせば中国人と飲み比べをして勝ったことがありません。アルコール度数15以上の強い酒に限れば、消費量は中国のほうが上のような気もします)
ちなみにFSGCの保有株のトップは蒙牛乳業です。
(戦後の日本がそうだったように、牛乳の消費量と生活レベルの向上というのはけっこうな相関関係にあると思います)
最強の中国ファンドも動き始めました。株への投資をする人はファンドの動向に注意しましょう。株価が吊られますからね。毎日市場をみたり判断するのがしんどいと思う人はいっそのことファンドに投資してみて下さい。投資は各自の性格も関係すると思います。何でも自分でやりたい私にはファンドは向きません。
(いっそのこと仲村ファンドでも立ち上げましょうか)
このファンドは日本では野村の新興国ファンドの中にごちゃまぜにされているかもしれません。日本でファンドはすごく手数料とられますからね。香港だと大手保険会社のファンドラップ口座でディスカウント料金で小額から購入できます。とはいえ株式に比べると手数料が高いので、私はやりません。疲れた人にはいいかも。
(手数料の差は大体2倍くらいですね。でも株式に疲れてない人でもファンド、良いと思いますよ。私は香港人なら住民票代わりに保有しているHSBCの株も疲れず持ってますが、HSBC株を取り入れたファンドもやります)
と長々と書きましたが、ダライラマの「生命と経済を語る」を読んだり、宇沢弘文先生の社会的共通資本を最近読んでいる私としてはGDPの成長を頼りとしている現在の経済理論、原理を基調とした金融システムは時期は別として明らかに綻びがあると常々感じています。
(資本主義とグローバル化の関係、マネー潮流の行き着く先。世界市場に投資するということは、常にこういう問題と向き合わねばなりませんね)
やはりやるなら小さなベンチャーキャピタルで食料や持続可能社会を可能とするビジネスに投資して、それをファンド化して投資家の方に投資して頂くというリスクヘッジを真剣にやるべきなのではと思います。
(この点香港人は日本人を見習うべきですね。香港では、儲かりゃ何でもいい、という考え方が色濃くある気がします)
あとはSRI(社会的責任投資)を会社でも薦めていこうと思います。でも如何せん現在作られている商品はすごく表面的なマーケティングとしてしか利用されていないので、やはりこちらも自分で商品作りをしなくてはいけないのかもしれません。
(これは昨日のミーティングでも再確認しましたね。今取り扱っているラップ口座の枠を使って、まずはナカさんオリジナルのポートフォリオを作ってみてください。ご自身が大学院で勉強した専門分野ですからね。期待していますよ!!)
=======以下から引用=======
北京オリンピックも終わり、大中華圏株式市場はいい感じです。午前中はこの5年間で最強の記録を出している中国ファンド「ファースト・ステート・インベストメンツ(First State Investments、以後FSI)」のトレーニングを受けました。
(私たちアドバイザーは週の3分の1くらいはこういったトレーニングや研修に励みます。金融の世界では知識はすぐに陳腐化してしまいますので、常に新しい知識を入れ続けます)
FSIは過去9年間で647%の記録をたたき出した最強の中国ファンドです。9年前にやっていれば6倍強ですから、ファンド(投資信託)とはいえ侮れません。中国株単発で9年前(1999年)からやるのは中々リスクがあって難しいですよね。流行りだしたのはここ数年の話ですから。
FSIはオーストラリアの大手銀行コモンウェルス銀行[Commonwealth Bank:預かり資産額は718億英ポンド(日本円で約14兆5千億円)のグループで、イギリスに本社があります。
FSIの中にはたくさんのファンドがありますが、最強の中国ファンドは「ファースト・ステート・グレーター・チャイナ(First State Greater China、以降FSGC)」といいます。毎日ファンドの内容が変化するアクティブなファンドです。ファンド内容は以下の通り(下記は2008年7月31 日のファクトシートを元にしています。
すでに今日の内容はかなり違っており、8月25日現在、現金は2.9%まで減っており、投資が開始された感があります)。
(現金=キャッシュ・ポジションが減少しているのは、買いを入れている証拠ですね)
[ファンドの構成銘柄別] [業種別]
レッドチップ 43.2% 非必需品 17.6%
H株 24.6% 必需品 16.3%
ハンセン 19.9% 製造業 14.9%
シンセンB株 8.4% エネルギー 9.7%
シンガポール 0.4% 金融 9.2%
現金 3.5% 材料 8.9%
通信 7.5%
IT 6.2%
公共事業 6.1%
ヘルスケア 0.2%
現金 3.5%
FSIのプレゼンターは今が中国ファンドへの投資時期ですということを下記の点から説明していました。
1.中国国内のホットマネーの存在、利上げ観測
中国国内準備金1.8兆米ドル、人民元の上昇08年だけで5%強、2005年来17%強。
(日本からわざわざ深センに行ってまで人民元預金をしたい人たちの気持ちがよくわかります)
2.CPIが下半期改善されつつある点
食品以外の物価押上圧力は低い。食品は07年、08年で16%~20%上昇。
(食料品を除くということは、いわゆるコアCPIのことですね。食品の値上がり率は普通じゃないですね)
3・天災やオリンピツクの影響の小ささ
四川地震GDPへの影響4%、08年初冬大雪1.3%。また、過去のトルコ地震、台湾地震、9・11テロ、香港SARSの1ヶ月後の株式市場は微減で、その後四半期には通常に戻っている。
(すなわち天災やオリンピックは中国のGDPの規模から考えても天災・オリンピックは考慮する必要はあまりないということですね)
4.中国国内の購買力の増加
今年度3%のみ上昇だが、この5年で3倍になる予測。2008年上半期GDPは10.4%、CPI上昇が7.9%にも関わらずカバーできた力。国内固定資産投資26.%。沿岸部住民所得上昇14.4%、農民19.8%。
(いわゆる購買力平価でみたときには米ドルに対する人民元の利上げというのは必然ですね。政治のリスクを差し引いても、中国元預金は魅力的)
5.アメリカと比較してまだまだ可能性のある中国の消費力
ビール 1/3、牛乳1/4、自動車保有率0.3%
(このプレゼンを聞いてるとき、「果たして中国人は米国人ほどビールをたくさん飲むか?」と思いましたが、思い起こせば中国人と飲み比べをして勝ったことがありません。アルコール度数15以上の強い酒に限れば、消費量は中国のほうが上のような気もします)
ちなみにFSGCの保有株のトップは蒙牛乳業です。
(戦後の日本がそうだったように、牛乳の消費量と生活レベルの向上というのはけっこうな相関関係にあると思います)
最強の中国ファンドも動き始めました。株への投資をする人はファンドの動向に注意しましょう。株価が吊られますからね。毎日市場をみたり判断するのがしんどいと思う人はいっそのことファンドに投資してみて下さい。投資は各自の性格も関係すると思います。何でも自分でやりたい私にはファンドは向きません。
(いっそのこと仲村ファンドでも立ち上げましょうか)
このファンドは日本では野村の新興国ファンドの中にごちゃまぜにされているかもしれません。日本でファンドはすごく手数料とられますからね。香港だと大手保険会社のファンドラップ口座でディスカウント料金で小額から購入できます。とはいえ株式に比べると手数料が高いので、私はやりません。疲れた人にはいいかも。
(手数料の差は大体2倍くらいですね。でも株式に疲れてない人でもファンド、良いと思いますよ。私は香港人なら住民票代わりに保有しているHSBCの株も疲れず持ってますが、HSBC株を取り入れたファンドもやります)
と長々と書きましたが、ダライラマの「生命と経済を語る」を読んだり、宇沢弘文先生の社会的共通資本を最近読んでいる私としてはGDPの成長を頼りとしている現在の経済理論、原理を基調とした金融システムは時期は別として明らかに綻びがあると常々感じています。
(資本主義とグローバル化の関係、マネー潮流の行き着く先。世界市場に投資するということは、常にこういう問題と向き合わねばなりませんね)
やはりやるなら小さなベンチャーキャピタルで食料や持続可能社会を可能とするビジネスに投資して、それをファンド化して投資家の方に投資して頂くというリスクヘッジを真剣にやるべきなのではと思います。
(この点香港人は日本人を見習うべきですね。香港では、儲かりゃ何でもいい、という考え方が色濃くある気がします)
あとはSRI(社会的責任投資)を会社でも薦めていこうと思います。でも如何せん現在作られている商品はすごく表面的なマーケティングとしてしか利用されていないので、やはりこちらも自分で商品作りをしなくてはいけないのかもしれません。
(これは昨日のミーティングでも再確認しましたね。今取り扱っているラップ口座の枠を使って、まずはナカさんオリジナルのポートフォリオを作ってみてください。ご自身が大学院で勉強した専門分野ですからね。期待していますよ!!)
2008/08/25 06:00
3. ファンド選択数の多さとスイッチング期間
貯蓄プランのことを香港では「レギュラー・セービング・プラン(RSP)」という。このRSPですが、少しRSPのことを知っているという人は、ファンドの選択数に重点を置いてRSPのプラットフォームを選ぶ。
… 「RSPのプラットフォームを選ぶ」というのは、わかりにくい言い方だが、要するにどの会社のどの貯蓄プランに入るか選ぶということです。
ファンド選択数だけでみると、iラップがダントツに多い。その数1,000以上で、今はたぶん1,200くらいあるはず。1,200もあれば、投資機会もそれだけ増えるということになる。
しかし僕たちアドバイザーはファンドの数だけで貯蓄プランを顧客に勧めたりしない。スイッチング期間という、ひとつのファンドの売買にどれだけ時間がかかるのかも重要。時間がかかるということは、売買のタイミングを逃がすことにつながる。
なぜか、ファンド選択数が多ければ多いほどこのスイッチング期間というのは伸びるような感じ。ファンド選択数が100未満のもので2日、iラップで一週間くらいで最長3週間かかったことがある。
もちろん、「売買のタイミングなんてわからないし、タイミングで投資するのではなくて伸びしろに投資するのだから少しのタイミングを逃がしたところでどってことない」という意見はもっとも。
なので、最適な貯蓄プランは人によって違う。
4. アドバイザーにスイッチングを委託するかどうか
香港ではSFC RA9 アセットマネジメントという資格があり、この資格を有していると顧客の資産のコントロールがアドバイザーの一存でできる。お客様の中には「わずらわしいファンドのスイッチングなんかから開放されたい。できればプランが終わるまで」という方もいる。
(実際こういうお客様のほうが多い)
そういうお客様には、選択ファンドの管理をアドバイザーに一任できる。しかし、このアドバイザーに一任する仕組みを持っているRSPプラットフォームは今のところING、フレンズプロビデント、スタンダードライフ(予定)だけである。
なので、最初から「アドバイザーに任せる」という方は、その点も吟味しなければならない。
貯蓄プランのことを香港では「レギュラー・セービング・プラン(RSP)」という。このRSPですが、少しRSPのことを知っているという人は、ファンドの選択数に重点を置いてRSPのプラットフォームを選ぶ。
… 「RSPのプラットフォームを選ぶ」というのは、わかりにくい言い方だが、要するにどの会社のどの貯蓄プランに入るか選ぶということです。
ファンド選択数だけでみると、iラップがダントツに多い。その数1,000以上で、今はたぶん1,200くらいあるはず。1,200もあれば、投資機会もそれだけ増えるということになる。
しかし僕たちアドバイザーはファンドの数だけで貯蓄プランを顧客に勧めたりしない。スイッチング期間という、ひとつのファンドの売買にどれだけ時間がかかるのかも重要。時間がかかるということは、売買のタイミングを逃がすことにつながる。
なぜか、ファンド選択数が多ければ多いほどこのスイッチング期間というのは伸びるような感じ。ファンド選択数が100未満のもので2日、iラップで一週間くらいで最長3週間かかったことがある。
もちろん、「売買のタイミングなんてわからないし、タイミングで投資するのではなくて伸びしろに投資するのだから少しのタイミングを逃がしたところでどってことない」という意見はもっとも。
なので、最適な貯蓄プランは人によって違う。
4. アドバイザーにスイッチングを委託するかどうか
香港ではSFC RA9 アセットマネジメントという資格があり、この資格を有していると顧客の資産のコントロールがアドバイザーの一存でできる。お客様の中には「わずらわしいファンドのスイッチングなんかから開放されたい。できればプランが終わるまで」という方もいる。
(実際こういうお客様のほうが多い)
そういうお客様には、選択ファンドの管理をアドバイザーに一任できる。しかし、このアドバイザーに一任する仕組みを持っているRSPプラットフォームは今のところING、フレンズプロビデント、スタンダードライフ(予定)だけである。
なので、最初から「アドバイザーに任せる」という方は、その点も吟味しなければならない。
2008/08/24 06:00
1. 貯蓄プランの投資対象
貯蓄プランは、「海千山千の数字に強く強欲な人間たちが日々お互いの知力をかけて勝負する世界」とはほど遠く、どちらかというと日本の年金や変額保険と性質は似ている。
もう一ついうと、一括での投資と違って日々の値洗いもせず、国の伸びしろにかけて投資するので、投資戦略も全く違うものになる。一言で言えば、貯蓄プランは「国の伸びしろにゆっくり投資する」感じである。
となると、貯蓄プラン型投資の対象はBRICsやASEANなど新興諸国が多くなる。新興諸国ほど伸びしろが大きいからだ。したがって、ファンドのスイッチングも3ヶ月に1度とか、半年に1度になる。
貯蓄プラン内のファンド価格が下がったとしても、同じ投資額を毎月捻出するのであるからファンド価格が下がれば下がるほど購入口数が多くなる。結果的に積立回数が多くなればなるほどファンドの騰落が平準化されていく(これをドルコスト平均法という)。
貯蓄プランでは、新興国のファンドが入っていなければ意味がない。手数料は安いにこしたことはないが、選択できるファンドの数は多ければ多いほど良いということもない。
2. 手数料
日本の変額保険は、ドル箱商品だとみずほ銀行に勤める知人から聞き、パンフレットをみてびっくりした。選択出来る投資対象も10から20と限られ、しかも手数料は香港の貯蓄プランの2倍くらいあったからだ。
そりゃドル箱だわ… と思ったものである。投資の敵はインフレと手数料である。インフレは自分ひとりの力ではどうにもならないとしても、手数料は自分でコントロールできる。
手数料に関しては、1.5%~2%程度で各社ほとんど横並び。参考までに、昨日の一覧でもっとも安いのはマニュライフのマトリックス、もっとも高いのはフレンズプロビデントのプレミアだ。
通常であれば、一番手数料の安いものをお勧めするわけだが、手数料だけで比較できない事情がある。それがファンド選択の幅。たとえば、ヘッジファンドが含まれているかどうか。景気の悪いときにでもコンスタントに成績が残せるものがあるかどうか。
続きはまた明日。
貯蓄プランは、「海千山千の数字に強く強欲な人間たちが日々お互いの知力をかけて勝負する世界」とはほど遠く、どちらかというと日本の年金や変額保険と性質は似ている。
もう一ついうと、一括での投資と違って日々の値洗いもせず、国の伸びしろにかけて投資するので、投資戦略も全く違うものになる。一言で言えば、貯蓄プランは「国の伸びしろにゆっくり投資する」感じである。
となると、貯蓄プラン型投資の対象はBRICsやASEANなど新興諸国が多くなる。新興諸国ほど伸びしろが大きいからだ。したがって、ファンドのスイッチングも3ヶ月に1度とか、半年に1度になる。
貯蓄プラン内のファンド価格が下がったとしても、同じ投資額を毎月捻出するのであるからファンド価格が下がれば下がるほど購入口数が多くなる。結果的に積立回数が多くなればなるほどファンドの騰落が平準化されていく(これをドルコスト平均法という)。
貯蓄プランでは、新興国のファンドが入っていなければ意味がない。手数料は安いにこしたことはないが、選択できるファンドの数は多ければ多いほど良いということもない。
2. 手数料
日本の変額保険は、ドル箱商品だとみずほ銀行に勤める知人から聞き、パンフレットをみてびっくりした。選択出来る投資対象も10から20と限られ、しかも手数料は香港の貯蓄プランの2倍くらいあったからだ。
そりゃドル箱だわ… と思ったものである。投資の敵はインフレと手数料である。インフレは自分ひとりの力ではどうにもならないとしても、手数料は自分でコントロールできる。
手数料に関しては、1.5%~2%程度で各社ほとんど横並び。参考までに、昨日の一覧でもっとも安いのはマニュライフのマトリックス、もっとも高いのはフレンズプロビデントのプレミアだ。
通常であれば、一番手数料の安いものをお勧めするわけだが、手数料だけで比較できない事情がある。それがファンド選択の幅。たとえば、ヘッジファンドが含まれているかどうか。景気の悪いときにでもコンスタントに成績が残せるものがあるかどうか。
続きはまた明日。
2008/08/23 06:00
私たちのようなファイナンシャル・アドバイザーは、日本でいう証券外務員とファインシャル・プランナーを足して2で割ったような存在。日々マーケットをチェックして、よりよい投資案件を見つけ出すという役割は、すなわちお客様の資産ゴールに導くためのものでもあります。
そして、そのゴールを導くための「プラットフォーム」を選ぶのもまた私たちの仕事です。プラットフォームとは、電車の駅ではありません。投資のツールです。
私たちファイナンシャル・アドバイザーは個別銘柄もたまに推奨しますが、基本的にはファンドの売買をアドバイスします。そしてそのファンドの売買をより簡単にするのがプラットフォームです。
よりよいプラットフォーム選びはその後の資産の増え方に大きく影響を及ぼします。しかし、万人にとって素晴らしいプラットフォームがあるわけではありません。お客様の投資期間やリスク性向によってプラットフォームは異なります。
今回は、そのプラットフォームについて、私どもが取り扱う「積立プラットフォーム」の一部のものをちょっと概観してみましょう。
そして、そのゴールを導くための「プラットフォーム」を選ぶのもまた私たちの仕事です。プラットフォームとは、電車の駅ではありません。投資のツールです。
私たちファイナンシャル・アドバイザーは個別銘柄もたまに推奨しますが、基本的にはファンドの売買をアドバイスします。そしてそのファンドの売買をより簡単にするのがプラットフォームです。
よりよいプラットフォーム選びはその後の資産の増え方に大きく影響を及ぼします。しかし、万人にとって素晴らしいプラットフォームがあるわけではありません。お客様の投資期間やリスク性向によってプラットフォームは異なります。
今回は、そのプラットフォームについて、私どもが取り扱う「積立プラットフォーム」の一部のものをちょっと概観してみましょう。
| 会社名 | 商品名 | ファンド数 | ファンド会社数 | 最低積立額(HKD) | ファンドスイッチ |
| AIA | トレジャー・アキュミュレーター | 102 | 22 | 780 | 無料 |
| アビバ | グローバル・セービング・アカウント | 113 | 23 | 1,500 | 無料 |
| フレンズ プロビデント | プレミア | 180 | 25 | 1,200 | 無料 |
| INGライフ | iウェルス | 89 | 8 | 1,170 | 無料 |
| INGラップアカウント | iラップ | 1,000 | 25 | 10,000 | 0-3% |
| JFアセットマネジメント | マスター・セーバー | 76 | 1 | 1,000 | 1% |
| マニュライフ | マトリックス | 30 | 1 | 800 | 1年12回まで無料 |
| スキャンディア | マネージド・セービング・アカウント | 84 | 17 | 1,800 | 無料 |
| スタンダードライフ | ハーベスト101 | 105 | 11 | 720 | 無料 |
| サンライフ | サン・アチーバー | 38 | 8 | 780 | 1年12回まで無料 |
source : Benchmark
積立投資のプラットフォームに関しては、私たちで取扱可能なものはこの2倍くらいはありますが、主力となっているのはこんなところです。この積立プラットフォームを使って、投資をするのですね。もっと平たくいうと、毎月の積立金がこれらの会社を通って、各ファンド会社にいくわけです。
積立商品を選択する際に、知っておくべきことが何点かあります。詳しくは明日から。
積立投資のプラットフォームに関しては、私たちで取扱可能なものはこの2倍くらいはありますが、主力となっているのはこんなところです。この積立プラットフォームを使って、投資をするのですね。もっと平たくいうと、毎月の積立金がこれらの会社を通って、各ファンド会社にいくわけです。
積立商品を選択する際に、知っておくべきことが何点かあります。詳しくは明日から。
2008/08/22 06:00

マン・インベストメンツのAHLといえば、ヘッジファンド世界大手のマングループの旗艦ファンドマネージャである。6月に香港でAHL Diversified Futures 3 Ltdが、銀行・証券会社を通じて大々的にキャンペーンを張っていた。私もHSBCでしつこく購入を勧められた。
ヘッジファンドは現在では11,000本が登録され(HFR、ヘッジファンドリサーチによる)、4兆円を運用するハーバード大学やエール大学などの大学機関やカルパースなどの年金基金でも20%~30%ヘッジファンドに投資しているといわれている。
あまりにも資金が流れる割には中身が不透明なので、上場するヘッジファンドも現れた。投資家にとってはキャピタルロックアップがなく毎日売買できるので便利だ。
そんな、多様化と透明化が同時に進むヘッジファンド。マンインベストメンツも、私が知る限り、アドバイザー用のプレゼン資料に原油市場でのポジションを見たのは初めて。
残念ながら資料自体は香港証券局認可のものではないのでここに掲載することは出来ないが、ポジションの建て方について、グラフ等もかなり詳細に書かれてあった。ヘッジファンドの資料でロング/ショートポジションの推移を見せるのは相当稀である。
・ボラティリティが高いときにはポジション少
・ボラティリティが低いときいはポジション大
・トレンドが上向けばすぐさまロング
・トレンドが下向けばすぐさまショート
これをプログラムで計算する。昨年イギリスのマンに行ったときは、ほとんど飛び込みだったのでこのAHLマシンを見せてもらえなかった。現在このマシンが預かる資金は3兆円にものぼる。このマシンが暴走して、たとえば3兆円の建玉がどこかにぽこっと現れたら大変だろうなぁ。
2008/08/21 06:00

インドは現代絵画も有名らしく、目利きが若い絵描きの作品を買い占めているらしい。
ダダ落ちとはまさにこのことだ… と半年間、口をあんぐり開けたまま見守っていたインド市場。センセックス指数は昨年のピークと比べておよそ半分にまでなっていた。
インドはゼロを発見した国でもあり、ブルームバーグで早口で話すインド人を見ると頭よさそうな感じで、彼らがひとたび本気を出せば2030年くらいにはGDPで日本を抜いてしまうというどこかの投資銀行のレポートもあながち冗談ではない気がしていた。
インドは今月ASEANとの自由貿易協定を結び、通商、投資、サービスが行き来する巨大経済圏が生まれた。EUと同程度の規模の経済圏であるという。
インドは中国と違って民主国家で西側諸国にはとっつきやすいにもかかわらず、外資誘致のアピールが下手なためかあまり工場や巨大企業の移転のニュースを聞かない。
政治の混乱がたたったせいもあると思うが、外資の誘致を盛んにするそうだ。中国に続いて、アジアのホープに再び期待を寄せられるときがようやくきた。
2008/08/20 06:00
リッパーという投資信託の調査会社がある。その会社が最近発表した「香港で認可されている全てのファンド1706銘柄の平均リターン」。直近の
1ヶ月 -1.75%
3ヶ月 -6.72%
6ヶ月 -3.80%
1年 -5.84%
3年 31.79%
5年 90.09%
であった。お客様でよくあるリターンに関するリクエストは「5年で2倍」である。年平均リターンにひきなおすと15%。5年前に、目をつぶって香港で認可されているファンドに適当に100銘柄くらいに分散投資していたら、1.9倍になっていた計算である。
ちなみに、株式ファンドだけみると5年で117.51%、およそ2.2倍になる計算である。これはすべてのファンドを加重平均しているので、新興国にウェイトをおけばもう少しリターンは高くなるだろう。
株式相場は依然として面白くない状況が続いており、最悪の状況はいまだ脱していないという声も聞かれる。私のお客様のポートフォリオでは、しばらくはヘッジファンドとハイイールド債を買い続け、株式は1ヶ月ずつ5%程度買い足していくような感じである。
1ヶ月 -1.75%
3ヶ月 -6.72%
6ヶ月 -3.80%
1年 -5.84%
3年 31.79%
5年 90.09%
であった。お客様でよくあるリターンに関するリクエストは「5年で2倍」である。年平均リターンにひきなおすと15%。5年前に、目をつぶって香港で認可されているファンドに適当に100銘柄くらいに分散投資していたら、1.9倍になっていた計算である。
ちなみに、株式ファンドだけみると5年で117.51%、およそ2.2倍になる計算である。これはすべてのファンドを加重平均しているので、新興国にウェイトをおけばもう少しリターンは高くなるだろう。
株式相場は依然として面白くない状況が続いており、最悪の状況はいまだ脱していないという声も聞かれる。私のお客様のポートフォリオでは、しばらくはヘッジファンドとハイイールド債を買い続け、株式は1ヶ月ずつ5%程度買い足していくような感じである。
2008/08/19 06:00
親米派で知られるパキスタンのムシャラフ大統領が辞任した。昨年11月に大統領再選があったときに軍を動員してまで自身の大統領当選を認めさせて、「権力を大きく振りかざす男」というダークなイメージがすっかり板についてしまっていた。
その強権ムシャラフを持ってしても、民意はムシャラフ辞任だったようだ。米国の傀儡政権のような存在だった。パキスタンの内情については勉強不足なのだが、新米のムシャラフが反米勢力を抑え込んでいた形だったろう。なにせ国民のほとんどがイスラム教徒である。
しかし、中東に、もっというとイスラム圏に民主制はなかなか根付きにくいのではないか。砂漠の民は方向性を議論しているヒマなどないのである。砂漠では西に進むか東に進むかに生きるか死ぬかが決まる。大勢で議論して多数決のオーソリティを反対派に認める素地はないような気がする。
一人が他を圧倒する強大な権力を握り、国をひっぱる。イスラム圏の国々はそんなイメージである。そして権力の座にある人間は、強大な権力の横暴を「民を正しい方向に導くための強い指導力」と勘違いするのだろう。
民主制のない国はある意味コストがかからず決断のスピードも断然違うが、一人の横着な人間が権力の座についてしまうと大変だ。ムシャラフはそんなお手本のような人であった。
今後新米路線に狂いが出てくるのだろうか。それとも、米国が周到な根回しをして誰か違う親米派を大統領の座につけるのだろうか。
======================================
地元北京でのゴールドメダル必至と見られていた110Mハードルの劉翔が故障棄権した。私も学生時代に110Mハードルを専門としていたので、彼の美しいハードリングが見たかったのに… ムシャラフが辞任。劉翔も棄権。二人の大物が、歴史のひのき舞台から姿を消す。
その強権ムシャラフを持ってしても、民意はムシャラフ辞任だったようだ。米国の傀儡政権のような存在だった。パキスタンの内情については勉強不足なのだが、新米のムシャラフが反米勢力を抑え込んでいた形だったろう。なにせ国民のほとんどがイスラム教徒である。
しかし、中東に、もっというとイスラム圏に民主制はなかなか根付きにくいのではないか。砂漠の民は方向性を議論しているヒマなどないのである。砂漠では西に進むか東に進むかに生きるか死ぬかが決まる。大勢で議論して多数決のオーソリティを反対派に認める素地はないような気がする。
一人が他を圧倒する強大な権力を握り、国をひっぱる。イスラム圏の国々はそんなイメージである。そして権力の座にある人間は、強大な権力の横暴を「民を正しい方向に導くための強い指導力」と勘違いするのだろう。
民主制のない国はある意味コストがかからず決断のスピードも断然違うが、一人の横着な人間が権力の座についてしまうと大変だ。ムシャラフはそんなお手本のような人であった。
今後新米路線に狂いが出てくるのだろうか。それとも、米国が周到な根回しをして誰か違う親米派を大統領の座につけるのだろうか。
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地元北京でのゴールドメダル必至と見られていた110Mハードルの劉翔が故障棄権した。私も学生時代に110Mハードルを専門としていたので、彼の美しいハードリングが見たかったのに… ムシャラフが辞任。劉翔も棄権。二人の大物が、歴史のひのき舞台から姿を消す。
2008/08/18 06:00
香港返還から11年。それも世界史的にみればメモリアルな日なんだけれども、もう一つ、98年8月の香港金融局(HKMA)とジョージソロスとの戦いに勝利したメモリアル・デーでもある。(実は、ジョージソロスがこの戦いを仕掛けたかどうかは未だ確証がない)
アジア通貨危機は自然発生的に起ったのではない。日本に居たときに、このヘッジファンドの役割がかなり小さく取り上げられていたような気がするが、当時はまだ日本のプレスにも理解しがたいシロモノだったに違いない。
当時のアジア通貨は騰落を避けるためにドルと為替レートを固定(ペッグ)した。しかし香港が中国に返還され、ペッグの役割も終えたと(勝手に判断した)投機筋が、香港ドル米ドル・ペッグを外そうと香港ドルに猛烈な売りを浴びせた。
香港ドルが市場にダブつくと、ダブついた香港ドルを吸収しようと財務省が市中金利を上げるので、企業が銀行から借り入れる金利があがる。新規の資金調達が難しくなると、株価は下がる。
カラ売りをしていたヘッジファンドはその下落で儲け、下落しきったとみるや買いを入れて上昇分で儲ける。二度おいしいわけであるが、10年前の8月、HKMAは金利を操作するのでなく株価を操作した。すなわち、公的資金を株式市場にどっと流し込んでヘッジファンドのカラ売りによる儲けを阻止した。
当時は香港政府が勝った。ただ、自由放任主義を是とする香港政府の公人たちの心の傷は大きかったようである。
今でも香港当局はヘッジファンドに冷たいような気がする。香港証券局(SFC)には、ヘッジファンドのリサーチチームは十数人しかいない。香港で銀行が販売を認められるヘッジファンドはマンインベストメンツの何本かだけである。
アジア通貨危機は自然発生的に起ったのではない。日本に居たときに、このヘッジファンドの役割がかなり小さく取り上げられていたような気がするが、当時はまだ日本のプレスにも理解しがたいシロモノだったに違いない。
当時のアジア通貨は騰落を避けるためにドルと為替レートを固定(ペッグ)した。しかし香港が中国に返還され、ペッグの役割も終えたと(勝手に判断した)投機筋が、香港ドル米ドル・ペッグを外そうと香港ドルに猛烈な売りを浴びせた。
香港ドルが市場にダブつくと、ダブついた香港ドルを吸収しようと財務省が市中金利を上げるので、企業が銀行から借り入れる金利があがる。新規の資金調達が難しくなると、株価は下がる。
カラ売りをしていたヘッジファンドはその下落で儲け、下落しきったとみるや買いを入れて上昇分で儲ける。二度おいしいわけであるが、10年前の8月、HKMAは金利を操作するのでなく株価を操作した。すなわち、公的資金を株式市場にどっと流し込んでヘッジファンドのカラ売りによる儲けを阻止した。
当時は香港政府が勝った。ただ、自由放任主義を是とする香港政府の公人たちの心の傷は大きかったようである。
今でも香港当局はヘッジファンドに冷たいような気がする。香港証券局(SFC)には、ヘッジファンドのリサーチチームは十数人しかいない。香港で銀行が販売を認められるヘッジファンドはマンインベストメンツの何本かだけである。
2008/08/17 07:00
みなさん、白いごはんの上にミートソースかけて食べたことってあります? 私は大学生の1年生から2年間、デニーズというファミレスでウェイターをしていたころ、まかないメシで隠れメニューの「ミートごはん」をけっこう食べてました。
もっとも、ミートごはんを単独で食べていたわけではありません。今デニーズにあるかどうかわかりませんが、カキフライハンバーグ定食というけっこうなボリュームのセットがあって、そのご飯を特盛りにした上でミートソースをかけて平らげていました。
今考えると恐ろしいくらいのカロリーですが、太らなかったしいつもお腹は空いていたように記憶しています。大体夕方6時から朝3時までデニーズでバイトして、それからバイト仲間とビリヤードに行き朝まで遊んで、少し寝て大学の授業を受けて陸上部で汗を流していましたから、常にカロリー不足でしたね。
そんな大学生の頃を思いだしました。西環にある「ナイス・レストラン」というなんとも間抜けな名前のレストランです。
ミートごはん + スープ 38香港ドル也


もっとも、ミートごはんを単独で食べていたわけではありません。今デニーズにあるかどうかわかりませんが、カキフライハンバーグ定食というけっこうなボリュームのセットがあって、そのご飯を特盛りにした上でミートソースをかけて平らげていました。
今考えると恐ろしいくらいのカロリーですが、太らなかったしいつもお腹は空いていたように記憶しています。大体夕方6時から朝3時までデニーズでバイトして、それからバイト仲間とビリヤードに行き朝まで遊んで、少し寝て大学の授業を受けて陸上部で汗を流していましたから、常にカロリー不足でしたね。
そんな大学生の頃を思いだしました。西環にある「ナイス・レストラン」というなんとも間抜けな名前のレストランです。
ミートごはん + スープ 38香港ドル也
2008/08/16 07:00
日本のチューリッヒ保険と、香港のチューリッヒ保険は同じ傘下にありますが、日本にはオフショア部門のチューリッヒ・インターナショナルはありません。そのチューリッヒ・インターナショナルでの二回目のコミュニケーション・トレーニング。
私たちアドバイザーは刻々と変化していくマーケットを注視し続けることだけが仕事ではありません。優れたファイナンシャルアドバイスをするとともに、お客様と良好な関係を保っていかねばなりません。
前回の復習から授業は始まりました。信頼とはどういう要素で成り立っているのか?で
信頼 = (親密さ + 信頼性 + 信用性) / 利己心
という公式を、前回の授業では教えてもらったのでした。親密さはもちろんのこと、信頼性=プロフェッショナルな商品・市場知識、信用性=約束時間を守る、嘘をつかないなどが増すと信頼性が生まれかつ、
利己心、すなわち自分の利益を最小限に考える
ということが信頼につながるというお話でした。利己心は少ないほうが信頼関係形成に役立つということです。ただ、利己心ゼロでも信頼ゼロになってなってしまうのですね。ボランティア精神と、少なくともこの業界における信頼とは直線で結びつかないということです。
スターバックスのセルフスタンドがあります。うれしいですね。

仲村さん、前回と名札が変わってますね。前回は…
名前、省略され過ぎでした。
本日のレッスンは、お客様のタイプによる努力の使い分けです。いわく、お客様は「プライスバスター」「ディールハンター」「バリューバイヤー」に分けられるということです。
プライスバスターは、ひたすらコストパフォーマンスを追及するお客様。一円でも安いほうを選びます。ディールハンターは、コストにも重きを置きつつ、他に有利な点があればコストはある程度目をつむります。バリューバイヤーは人格重視で商品を選択します。
もちろん私どものようなアドバイザーは長期的にお客様とお付き合いするのが前提ですから、バリューバイヤーとならずともせめてディールハンターとなっていただきたいものです。
ただ、プライスバスターの存在も結構重要で、プライス重視で取引に入っても、プライスに替えられないものを提供することでディールハンターそしてバリューバイヤーのでしょうね。
私たちは、自分自身ではお客様に対して高い付加価値を提供していると思っていますが、それが伝わらなければこちらの単なる自己満足で終わってしまうわけです。顧客の本当のニーズをつかめているか?「その顧客にとって」プライスレスな価値を提供しているか?自問しました。
教科書は英語ですが、広東語でのセミナーだったので、真意がつかめていたかはかなり微妙ですが… そんなレッスンでした。ちなみに、ファイナンシャルアドバイザーファームとしては初めてチューリッヒに呼ばれたということです。名誉なことです。

2008/08/15 07:00

銀行が抵当権を設定している住宅が抵当流れになる可能性が全物件の55%にも達しているらしい。
住宅価格もアメリカ全体では15%以上下落。この不動産バブルでの典型的な借り方は2/28、すなわち最初の2年は利息固定、あとの28年は変動というタイプであった。
アメリカの住宅担保はノンリコース・ローンすなわち不動産価値以外の連帯保証人の資産やローンの借り手自身のその他の財産まで及ばない非遡及型ローンであるので、「バブルの落とし前」は金融機関がとることとなる。
不動産が抵当流れとなると、借りていた本人は不動産ローンから解放される。だから、「一生働いてでも、肝臓売ってでも借金返せェ~」となる日本とは異なる…
わけではない。抵当流れとなった時には借り人はすでに住む場所を追われている。激しいレイオフのなかで、クビをきられている人もいるし、採用もままならず、幸運に採用されたとしても前の給料を下回る条件を無理やり飲まなければいけない場合も多い。
不動産バブルの落とし前を金融機関がつけるといっても、その苦汁を庶民が飲まなければいけないという構図は日米で変わらない。
2008/08/14 07:00

サマージャンボ、皆さん買いましたか? 当選しましたか? 日本では外国の宝くじを買えない法律がありますが、香港から日本の宝くじを買うのは違法なのでしょうか。しかしもし買えたとしても買いません。なにせ一等の当選確率は1000万分の1ですし。涙
投資はギャンブル、と言う人は居ます。しかしギャンブルは投資、という人はいませんね。宝くじは投資という人はもっといません。宝くじを買う資金を握り締めて「国の年金に頼らず、自分で宝くじで運用して300円を2億円にして自己年金にするんだ!」と言っている人がいたら、ちょっとキケンな香りがします。
しかしそんな人がいたら面白いなぁ… と思って検索してみました。「ギャンブルは投資」でググって見てもキケンな香りのするページにはたどり着けませんでした。「宝くじは投資」でググってみると、なんとロバート・キヨサキのコラムにたどり着きました。
ロバートキヨサキといえば、「金持ち父さん貧乏父さん」でおなじみの不動産&ビジネス投資の教祖です。一読すると「日本でいう変額年金保険はダメ」「手数料の高い投資信託もダメ」「それだったら、手数料の一部がチャリティ等にまわされ、かつ大当たりの可能性もある宝くじのほうがマシ」ということになっています。
そして最後に「本当に引退を実現したいなら、他の投資を探し、あなたが金持ちになって引退できるように、時間をかけてサポートしてくれる人を見つけたほうがいい」としています。この「他の投資」というのは、彼の著書を読んで理解できるように不動産投資かIPO前の優良ビジネスなんでしょう。
確かに、今すぐにキャッシュ・フローを生んでくれる不動産投資や優良ビジネスのオーナーというのは魅力的です。しかし、モノゴトは、特に投資案件は突出して良い・突出して悪いということはあまりありません。
投資信託は大当たりはありません。その通りです。1年で3倍もありません。せいぜい1.5倍でしょう。しかもキャッシュフローを生みません。生み出すのはキャピタルゲインです。(たとえば3億円を元手に投資信託で運用してその利ザヤで生活したとしても、それはキャピタルゲインを取り崩しているだけなので本来のキャッシュフローにはあたりません)
しかし、リターンや明日からのキャッシュフローを考えると同時に、リスクについても十分に考えなければいけません。投資信託は1年で1.5倍になる可能性はほぼありませんが、それと同じくゼロになる可能性もまたほぼありません。
では、ビジネスや不動産はどうでしょうか。ビジネスは倒産して、資産をすべて売却してもマイナスであれば、自分が個人保証をしていれば自分の持ち出しです。単なるビジネスオーナーだったとしても、マイナスにはなりませんが、ゼロにはなります。
不動産でも、頭金ナシのフルローンを組んで、サブプライム問題の煽りをうけて投資用物件だけでなく自分の生活基盤まで失われた人たちのうめき声がHP(ストップ!抵当流れ)などで紹介されているのを見るにつけ、不動産投資は気軽には始められないと想いを新たにするところです。
ただ不動産もビジネスも、高収益を生み出す可能性があることは確かです。そのためにはたゆまぬ勉強といくつかの失敗を積み重ねないといけないのでしょう。
ビジネスをはじめるのであればマーケットで勝ち残れる自信と周到な計画がないといけないし、不動産投資を始めるのであれば最悪のケースでも家賃収入が経費+利息支払いを上回る目測を立てておかなければいけません。
また、ビジネスも不動産も流動性が低いので、そのあたりも考慮に入れておかなければいけません。「誰かハーベスライフのビジネス買ってくれませんか」と私が叫んだところで、誰も買い手はつきません。
となると、ビジネスにしろ不動産にしろ相当な時間をかけて初めてうまくいく「可能性のある」ものとなるということです。それがロバートキヨサキのいう「ファイナンシャル教育」にあたるのでしょうが、ふつうの人にはなかなかそこまで手が回りません。
すべてはリスクとリターンなのです。飛びぬけていいリターンを生み出す投資対象には重いリスクが待ち受けているのです。投資信託のような1年に2倍にすらならない投資対象は、その分リスク=ダメージも軽いのです。
大切な自己資金を動かして将来の年金原資とするのであれば、キャッシュフローもキャピタルゲインも不確実でゼロ以下になる可能性のある不動産に投資するよりも、過去100年で年利9%のリターンをあげている株式市場に託すのは合理的な気もします。
重ねて申し上げますが、不動産もビジネスもやっちゃダメだとは全く思いません。むしろやるべきです。周到に準備すれば、勝てる確率はぐっと高くなるはずですから。
宝くじの話から随分それてしまいました。市場の話も書かず、すいません。
2008/08/13 07:00

Wall Street Journalで、「北京の小学生、厳しい宿題」とする記事を読んだ。これによると、中国政府の号令で、北京の小学生はオリンピック出場国すべての応援をしなければならず、当然その中に日本も含まれる。
掛け声も決まっていて、「それいけ日本!あきらめるな!」。当然、そうやって日本を応援する小学生の親、またその祖父母がそれに猛反対。歴史問題を引き合いに出し「あの日本を応援するとはどういうことか!」となっているらしい。
ただ、その中でも「私たちの歴史認識は変わらないが、だからといって子供たちにまでそれを教える必要はない」という声も紹介されている。
中国人のホンネかどうかはわからないが、親しい中国人と話していて、「日本の歴史問題ってぶっちゃけどうなのよ」と最近聞いて妙に腑に落ちる話があった。その中国人は28歳。潮州出身。
「そりゃ、戦争中に日本がしたことを考えれば許せないよ。でも、今言った「許せない」ってのはホント心の底から許せないというか、「許せない」と思わなきゃダメみたいなところがあって。中国の教科書って、ほら、日帝侵略にページを割くし、描写も過激だし、先生も親もそう言うし」
「でも僕ら若い世代からしたら、日本には進んだテクノロジーやかわいいぬいぐるみなんかがあるからイケてるとは思っても日帝憎しっていう感情はリアルに持てないよね」
「たぶんね、僕らの親世代もわりと似たり寄ったりじゃないかなぁ… 大勢で集まったときには酒のツマミみたいな感覚で日本バッシングして。中国人政治の話大好きだし。共通の敵がいたらなんか団結した気分になるし」
「これを個人レベルで見たら、毎日毎日日本バッシングなんかしてないし、台所で大根煮てるときなんてそんなこと絶対忘れてると思うし」
「いや、忘れてもいいって意味じゃなく。もちろん忘れちゃいけないよ。そりゃ。けど歴史認識なんて抽象的な問題は歴史博物館とか教科書とか銅で出来たモニュメントとか政治家に任せてもいいんじゃないかなぁ、と親世代も思っていると思う。で、ヒロシマと一緒で1年一回くらい思い出す程度で」
「それに歴史問題はさ、日本が経済的にも豊になったから嫉妬してる部分が大きいと思うよ。いずれ日本がポシャって中国がアジアの覇権を握れば、歴史問題なんて解決するよ。中国が日本を見る目は変わるから。今まではやっつけられた上に金持ちになった国だから憎悪プと羨望の目。これからは多額の借金を抱える貧国だから憐憫の目、あるいは無視」
「中国は中華思想だから、中心じゃないと、盟主じゃないとダメなんだよ。プライドが許さない。今は戦争する時代じゃないから、金融、経済で日本を追い抜いたら中国がアジアの盟主になるわけじゃん。そしたら歴史問題も解決すると思うよ」
「中国人の悪いクセで、すぐお金でモノゴトを考えてしまうからさ。中国が日本よりも金持ち国だってなれば、中国人のプライドは満足するわけだから、南京で何人死んだかとか教科書問題はもう歴史学者だけが議論するような、瑣末な論点になりそうな気がする」
彼の仮説が正しいとすれば、歴史問題が解決するのはもうすぐ。日本人としては複雑な気分…
2008/08/12 07:00

昨日のThe Standardで、日本のFXの流行ぶりを伝える記事を読んだ。記事の論調は別にFXを勧めるわけでもなく、リスクの高さからそれを諌めるでもなく、淡々と事実を伝えています。いわく、
「日本の低金利政策が長引き、高利のエキゾチック・カレンシー、たとえば南アフリカのランドやブラジルのレアルがペア通貨とされている」
「日本人は、オーストラリアドルやニュージーランドドルよりもこれらの通貨を買っている」
「100倍のレバレッジをかけられる上、これらの通貨は急落したり急騰したりするので、追証を求められる投資家が続出し市場からの退場を求められる投資家が続出している」
確かにそうなんですけれども。
日本人はなんて極端なんだろう。つい10年まではリスク性商品は忌み嫌っていたはずなのに、リスキーなFXに関しては外国でも取り上げられるほどの熱の入れられようです。
FXで儲ける人たちは、全体のごくわずかな部分に過ぎない。それでも1年間で100倍にした… などという宝くじを引いたらたまたま当たってしまったような人たち(失礼!!)の夢物語を真に受ける。
資産運用って、もうちょっと「真ん中の、ちょうど心地よいあたり」の投資って、日本にはないんですかね。絶対定期預金!!という人と、ハイレバレッジFXで一攫千金!!という人が多くて、両方ともボチボチやっていきます、みたいな人にはあんまり遭遇しませんね。
ハーベスライフは、この真ん中あたりを目指したいですね。
2008/08/11 07:00
ユーロ圏の景気を引っ張っているのはなんといってもドイツだが、そのドイツが不景気入りしそうだ。ドイツが不景気になれば、ユーロ圏の景気が悪くなる。ユーロ圏の景気が悪くなれば、€(ユーロ)の価値が落ちる。
ドイツは世界最大の輸出国である。中国ではない。アメリカでもない。なので、輸出の多寡がドイツ景気を決める。そして、国内・海外とも輸出が落ちている。景況感も最悪で、「不景気になる」と考えているドイツ企業が30%となっている。
ポーランド、チェコ、ハンガリーなど将来のユーロ圏入りを目指す東ヨーロッパ勢を今後重点的に買っていこうとは思っていたが、そもそもこれらの国は国内インフラがしっかりしていない。
また。私のような青田買いをする人間ばかりが投資していて過熱気味であるので、このユーロ・リセッションが底を打つまで様子を見ようと思います。
ドイツのDomestic manufacturing orders(国内機械発注数)とForeign manufacturing orders(国外機械発注数)、およびEconomic sentiment(景況感)
ドイツは世界最大の輸出国である。中国ではない。アメリカでもない。なので、輸出の多寡がドイツ景気を決める。そして、国内・海外とも輸出が落ちている。景況感も最悪で、「不景気になる」と考えているドイツ企業が30%となっている。
ポーランド、チェコ、ハンガリーなど将来のユーロ圏入りを目指す東ヨーロッパ勢を今後重点的に買っていこうとは思っていたが、そもそもこれらの国は国内インフラがしっかりしていない。
また。私のような青田買いをする人間ばかりが投資していて過熱気味であるので、このユーロ・リセッションが底を打つまで様子を見ようと思います。
ドイツのDomestic manufacturing orders(国内機械発注数)とForeign manufacturing orders(国外機械発注数)、およびEconomic sentiment(景況感)

2008/08/10 07:00
日曜日ですが、色々世界情勢が変わりましたのでそのニュースについて。
8月8日(金)オリンピック開会式が開かれました。中々良き開会式だったのではないでしょうか。
香港映画でよく利用されているワイヤー技術がたくさん取り入れられていましたね。
香港では開会式前の夕方5時ぐらいに地下鉄が止まりました。テロが計画されているのではないかとの疑いからでした。
結論としては何もありませんでした。中国のある地域ではテロ組織による宣戦布告があったり、穏やかではない話が多いです。
また、8月6日(水)にはアフリカ北西部モーリタニアで無血クーデターが起こり、大統領が拘束されている状態です。
モーリタニアは経済規模の大きい国でも、資源国でもないのであまり取り沙汰されていませんが、
漁業が盛んで日本への輸出も多く、刺身や寿司の値段に今後影響していくものと思われます。

8月8日(金)にはグルジアとロシアの戦闘が始まりました。
グルジアとロシアの戦闘は世界経済にも打撃を与えかねない深刻な問題です。ロシアは世界第二位の石油産出輸出国。
ピーク時から下がっていた石油がまた値段があがる可能性が非常に大きくなります。
ナイジェリアの武装勢力による破壊、トルコのパイプライン破壊、イランのミサイル、そして次はロシアの戦闘。
米国の需要減が見越されて、値段が落ち始めると始まる戦闘。意図的なものなのでしょうか。
石油取引の半分以上が投資によるものだとデータでも示されています。
一般需要とは関係のないところで算出国と投資会社との戦いがあるのかもしれません。

こういう状況の中、最近商品先物やそれに絡んだファンドがよくプロモーションされて販売されていますが。
石油を初めとした商品先物は政治や自然天災に左右され、変動幅が非常に大きい商品でリスクがかなり高いです。
従って、一般投資家にとってあまりオススメできる金融商品ではありません。
あまりブームに乗らず自分の投資スタンスを持って投資して下さい。
やはり平和が一番です。
8月8日(金)オリンピック開会式が開かれました。中々良き開会式だったのではないでしょうか。
香港映画でよく利用されているワイヤー技術がたくさん取り入れられていましたね。
香港では開会式前の夕方5時ぐらいに地下鉄が止まりました。テロが計画されているのではないかとの疑いからでした。
結論としては何もありませんでした。中国のある地域ではテロ組織による宣戦布告があったり、穏やかではない話が多いです。
また、8月6日(水)にはアフリカ北西部モーリタニアで無血クーデターが起こり、大統領が拘束されている状態です。
モーリタニアは経済規模の大きい国でも、資源国でもないのであまり取り沙汰されていませんが、
漁業が盛んで日本への輸出も多く、刺身や寿司の値段に今後影響していくものと思われます。

8月8日(金)にはグルジアとロシアの戦闘が始まりました。
グルジアとロシアの戦闘は世界経済にも打撃を与えかねない深刻な問題です。ロシアは世界第二位の石油産出輸出国。
ピーク時から下がっていた石油がまた値段があがる可能性が非常に大きくなります。
ナイジェリアの武装勢力による破壊、トルコのパイプライン破壊、イランのミサイル、そして次はロシアの戦闘。
米国の需要減が見越されて、値段が落ち始めると始まる戦闘。意図的なものなのでしょうか。
石油取引の半分以上が投資によるものだとデータでも示されています。
一般需要とは関係のないところで算出国と投資会社との戦いがあるのかもしれません。

こういう状況の中、最近商品先物やそれに絡んだファンドがよくプロモーションされて販売されていますが。
石油を初めとした商品先物は政治や自然天災に左右され、変動幅が非常に大きい商品でリスクがかなり高いです。
従って、一般投資家にとってあまりオススメできる金融商品ではありません。
あまりブームに乗らず自分の投資スタンスを持って投資して下さい。
やはり平和が一番です。
2008/08/09 07:00
平日に親戚のお呼ばれで、「栄華」という香港のおまんじゅう屋さんの老舗の株主会の食事会に出かけました。
「栄華」の本店は香港の新界地区・元朗(ユンロン)、中国のシンセンの国境に近い場所にあります。
元朗は香港の中でもB級グルメで有名なところで美味しいものがたくさんあります。
「栄華」は1950年に設立され、老婆餅(ロウポウ・ペン)で有名です。
食事はさすがに株主向けということもあり、豪華な食材が使われていました。
フカひれはまるで麺のように山盛りでしたし、鮑も非常にいい柔らかさで心地よい食感でした。

フカひれスープ。中身は麺ではなく、全てフカひれです。
そして、麺類(手打ち)やほのかに醤油の香りがする素朴なご飯最高です。
最後はなんといってもデザート、おまんじゅう屋さんですからデザートは絶品です。
「馬拉糕」(マーライコウ):蒸しパンのようですがセイロで蒸していてふわふわ。
「紅豆布甸」(フォンダウプディン)中々日本では食べられません皿いっぱいです。
両方とも甘すぎず、たくさん食べられます。
馬拉糕」(マーライコウ)
紅豆布甸」(フォンダウプディン)
香港グルメ界で「食神」と呼ばれている梁文韜氏も来ていました。
梁氏はお父さんの代から栄華のシェフとして活躍して、現在は社長に就任しています。

「食神」 梁文韜氏
香港に住んでいらっしゃる方や、短期滞在の方も香港のグルメはよくご存知だとは思いますが、
一度元朗まで足を伸ばしてみてください。
ちなみに「栄華」は数十店舗香港にありますが、元朗本店と九龍湾店がオススメです。
食べて、しゃべって、稼ぐ。
これぞ香港!
「栄華」の本店は香港の新界地区・元朗(ユンロン)、中国のシンセンの国境に近い場所にあります。
元朗は香港の中でもB級グルメで有名なところで美味しいものがたくさんあります。
「栄華」は1950年に設立され、老婆餅(ロウポウ・ペン)で有名です。
食事はさすがに株主向けということもあり、豪華な食材が使われていました。
フカひれはまるで麺のように山盛りでしたし、鮑も非常にいい柔らかさで心地よい食感でした。

フカひれスープ。中身は麺ではなく、全てフカひれです。
そして、麺類(手打ち)やほのかに醤油の香りがする素朴なご飯最高です。
最後はなんといってもデザート、おまんじゅう屋さんですからデザートは絶品です。
「馬拉糕」(マーライコウ):蒸しパンのようですがセイロで蒸していてふわふわ。
「紅豆布甸」(フォンダウプディン)中々日本では食べられません皿いっぱいです。
両方とも甘すぎず、たくさん食べられます。
馬拉糕」(マーライコウ)
紅豆布甸」(フォンダウプディン)
香港グルメ界で「食神」と呼ばれている梁文韜氏も来ていました。
梁氏はお父さんの代から栄華のシェフとして活躍して、現在は社長に就任しています。

「食神」 梁文韜氏
香港に住んでいらっしゃる方や、短期滞在の方も香港のグルメはよくご存知だとは思いますが、
一度元朗まで足を伸ばしてみてください。
ちなみに「栄華」は数十店舗香港にありますが、元朗本店と九龍湾店がオススメです。
食べて、しゃべって、稼ぐ。
これぞ香港!
2008/08/08 13:34
今日8月8日は北京オリンピックの開会式が開かれます。
香港でもテレビ番組や展示がなされたりはしていますが、ほとんど盛り上がりがありません。
2002年の日韓ワールドカップの時は妙に盛り上がっていたように思います。
香港で唯一盛り上がったのは北京オリンピック記念20ドル紙幣(約280円相当)です。
老若男女が列をなして買いに走りました。なぜなら価値が上がるからですね。
お金の街香港らしい!
現在は130~150ドル程度(約1,820~2,100円)で取引されているそうです。

香港ではあと馬術だけが香港で開催されます。
いつもは7月、8月は暑すぎて競馬開催は見合わされるのですが、
オリンピックは特別で馬術開催がされるそうです。
馬はかわいそうですね。政府は厩舎にクーラーを導入するとか言っていました。
とにかく今晩夜8時8分(北京時間、日本時間は夜9時8分)の開会式を楽しみましょう。
強い中国経済を期待しつつ。
香港でもテレビ番組や展示がなされたりはしていますが、ほとんど盛り上がりがありません。
2002年の日韓ワールドカップの時は妙に盛り上がっていたように思います。
香港で唯一盛り上がったのは北京オリンピック記念20ドル紙幣(約280円相当)です。
老若男女が列をなして買いに走りました。なぜなら価値が上がるからですね。
お金の街香港らしい!
現在は130~150ドル程度(約1,820~2,100円)で取引されているそうです。

香港ではあと馬術だけが香港で開催されます。
いつもは7月、8月は暑すぎて競馬開催は見合わされるのですが、
オリンピックは特別で馬術開催がされるそうです。
馬はかわいそうですね。政府は厩舎にクーラーを導入するとか言っていました。
とにかく今晩夜8時8分(北京時間、日本時間は夜9時8分)の開会式を楽しみましょう。
強い中国経済を期待しつつ。
2008/08/07 13:09
明日8月8日に北京オリンピックの開会式が開会されます。
昨日は女子サッカーが始まりました。惜しくも、なでしこジャパンは引き分けに終わりましたが、
中国女子代表は2-1で、格上だと言われていたスゥエーデンに勝ちました。
中国経済は北京オリンピック以降悪くなっていくというような憶測をよく聞きましたね。
特に引き合いに出されるのが、東京オリンピック(1964年)後の不景気です。
オリンピック開催決定から開催されるまではオリンピック関連のインフラ需要があるので、
景気は良くなるがその後の需要減で不景気となるという構図。
しかし、そもそもオリンピックが商業ベースとなったのはロスオリンピック(1984年)からで、
オリンピック組織委員会がスポンサーを本格的に取り入れ始めた初めての大会です。
東京オリンピックの開催はほぼ開催地の負担であったのです。
また、1964年の日本の経済規模と2008年の中国の経済規模では大きく格差があります。
日本の1963年 名目GDP 14兆7,724億円
中国の2007年 名目GDP 393兆1,951億円
東京オリンピック前年と北京オリンピック前年のGDP差は26倍にもなります。
そして、中国の場合は今後内需がさらに拡大することが予想されます。
上記のような理由で、オリンピックが経済に及ぼす影響は小さいと思われます。
現在の経済環境からいきますと、原油や商品先物、アメリカの経済減速などの世界経済の動向により、
中国市場が大きく影響されることはあってもオリンピックのみの影響は少ないと思われます。
中国市場が今後も発展していくという方向性に間違いはないと思います。

(写真は女子サッカー日本代表:澤選手)

(写真は女子サッカー中国代表)
昨日は女子サッカーが始まりました。惜しくも、なでしこジャパンは引き分けに終わりましたが、
中国女子代表は2-1で、格上だと言われていたスゥエーデンに勝ちました。
中国経済は北京オリンピック以降悪くなっていくというような憶測をよく聞きましたね。
特に引き合いに出されるのが、東京オリンピック(1964年)後の不景気です。
オリンピック開催決定から開催されるまではオリンピック関連のインフラ需要があるので、
景気は良くなるがその後の需要減で不景気となるという構図。
しかし、そもそもオリンピックが商業ベースとなったのはロスオリンピック(1984年)からで、
オリンピック組織委員会がスポンサーを本格的に取り入れ始めた初めての大会です。
東京オリンピックの開催はほぼ開催地の負担であったのです。
また、1964年の日本の経済規模と2008年の中国の経済規模では大きく格差があります。
日本の1963年 名目GDP 14兆7,724億円
中国の2007年 名目GDP 393兆1,951億円
東京オリンピック前年と北京オリンピック前年のGDP差は26倍にもなります。
そして、中国の場合は今後内需がさらに拡大することが予想されます。
上記のような理由で、オリンピックが経済に及ぼす影響は小さいと思われます。
現在の経済環境からいきますと、原油や商品先物、アメリカの経済減速などの世界経済の動向により、
中国市場が大きく影響されることはあってもオリンピックのみの影響は少ないと思われます。
中国市場が今後も発展していくという方向性に間違いはないと思います。

(写真は女子サッカー日本代表:澤選手)

(写真は女子サッカー中国代表)
2008/08/06 13:55
香港では台風で学校、会社が休みとなっています。
そして今日8月6日は63年前に広島に原爆が投下された日です。
天災や戦争は市場にも大きな影響を及ぼします。
石油価格は3日連続で下落し、120ドルをきりました。
石油価格の下落原因は経済の減速による需要の減少懸念、台風の影響が軽微だと観測されたことが主要なものです。
ABCニュースでアメリカ・テキサス州での被害が映し出されていましたが、
アメリカ西海岸やメキシコ湾岸全体での被害は例年に比較して少ない状況のようでした。

また、石油価格は実需以外に上記のような天災や最近あったナイジェリア武装勢力による油田破壊や、
イランのミサイルなど、政治動向に左右されます。
現在はアメリカ経済の動向と石油価格そして商品現物の動きをみながら、次の経済の方向性を見極める展開となっています。
戦争や天災のような市場の大幅な上下で利益を期待するヒトもいますが、
私達は人間としても金融市場にとっても、戦争や天災などができる限りなくなる平和な世の中であってほしいと思います。
そして今日8月6日は63年前に広島に原爆が投下された日です。
天災や戦争は市場にも大きな影響を及ぼします。
石油価格は3日連続で下落し、120ドルをきりました。
石油価格の下落原因は経済の減速による需要の減少懸念、台風の影響が軽微だと観測されたことが主要なものです。
ABCニュースでアメリカ・テキサス州での被害が映し出されていましたが、
アメリカ西海岸やメキシコ湾岸全体での被害は例年に比較して少ない状況のようでした。
また、石油価格は実需以外に上記のような天災や最近あったナイジェリア武装勢力による油田破壊や、
イランのミサイルなど、政治動向に左右されます。
現在はアメリカ経済の動向と石油価格そして商品現物の動きをみながら、次の経済の方向性を見極める展開となっています。
戦争や天災のような市場の大幅な上下で利益を期待するヒトもいますが、
私達は人間としても金融市場にとっても、戦争や天災などができる限りなくなる平和な世の中であってほしいと思います。
2008/08/05 12:00
先日、日本の不動産会社である東京カンテイから
1998年から2007年までの10年間に首都圏で販売された新築マンションの平均価格が発表されていた。
首都圏平均(733駅)は4,138万円であった。
平均価格は1坪当たりの単価から、1戸70㎡で算出されているそうだ。
香港の不動産の場合(香港島側)は平均価格5,521万円である。
これには日本円と香港ドルの為替も考慮されている。
香港金融管理局と香港物件評価をする部署のデータから作成した。
昨日はインフレーションについて書いた。香港はインフレもすごいが、不動産価格はかなり高い。
しかも、2003年にSARS(重症急性呼吸器症候群)が蔓延して、市況が半分以下になったにも関わらずこの平均価格である。
また、香港のリテールビジネス(飲食や服飾)は賃貸価格の上昇によって一気に利益を減らしてしまう。

香港に移住を考えている方、ビジネスを始めようとする人は不動産には要注意です!
1998年から2007年までの10年間に首都圏で販売された新築マンションの平均価格が発表されていた。
首都圏平均(733駅)は4,138万円であった。
平均価格は1坪当たりの単価から、1戸70㎡で算出されているそうだ。
香港の不動産の場合(香港島側)は平均価格5,521万円である。
これには日本円と香港ドルの為替も考慮されている。
香港金融管理局と香港物件評価をする部署のデータから作成した。
昨日はインフレーションについて書いた。香港はインフレもすごいが、不動産価格はかなり高い。
しかも、2003年にSARS(重症急性呼吸器症候群)が蔓延して、市況が半分以下になったにも関わらずこの平均価格である。
また、香港のリテールビジネス(飲食や服飾)は賃貸価格の上昇によって一気に利益を減らしてしまう。

香港に移住を考えている方、ビジネスを始めようとする人は不動産には要注意です!
2008/08/04 13:48
8月に入り暑さがどんどん増してきていますが、物価もちょこちょこあがってますね。
香港ではインフレが6.1%になったと発表がありました(2008年7月末発表)。これは11年ぶりの高いインフレ率だそうです。
11年前といえば1997年は香港が中国に返還された年です。あの当時以来ですからかなりのものです。
商品別で言うと食品が18.9%上昇、特に豚肉と牛肉が48.2%、50.8%を記録しています。
香港のインフレ率の上昇には主に不動産の賃貸価格と食料品が寄与しますが、今回は主に食品の物価上昇が主な原因となりました。

香港のテレビ番組で、あるアナリストが香港でのインフレ対策は下記の3つがいいのではないかと言ってました。
1. 中堅銀行の銀行預金への切り替え (HSBCなどの大手銀行よりも中小銀行のほうが預金利息がいいです)
2. 配当金率が良い株式購入 (HSBCなどの株価が低いときに買えば、年配当が6%程度つく計算になる場合もあります)
3. TIPS(インフレ連動型インデックス)の購入 (米国のインフレに連動して上昇する金融商品です)
別のアナリストは一時的なインフレ対応は投機にもなるので気をつけたほうがいいと言っていました。
香港の経済政策は基本的にレッセフェール、何もしない経済自由主義をとっています。
香港ドル通貨を支えるためには介入はよくしますが、それ以外は放任主義です。
海外の経済に依存しているので、すぐに景気後退や景気回復をします。
今回のインフレ対応にしても、いくらかの金額を政府が予算を出す程度(子供のワクチン無料とか)です。
自己責任が徹底されたところです。
日本ではインフレ率1.9%%だそうで、香港に比べると随分低いようですが、それでも過去に比べると相当のインフレ率らしいです。
香港のインフレ率6.1%というのは相当なものです。
お米なんかもかなりの値上がり率で、以前買っていた5キロのお米が30ドル程度(約450円)だったのが、個々数ヶ月で45ドル、現在では60ドル程度(約720円)しています。
投資にとってインフレ対策は非常に重要です。皆さんもインフレ対策考えてますか?
香港ではインフレが6.1%になったと発表がありました(2008年7月末発表)。これは11年ぶりの高いインフレ率だそうです。
11年前といえば1997年は香港が中国に返還された年です。あの当時以来ですからかなりのものです。
商品別で言うと食品が18.9%上昇、特に豚肉と牛肉が48.2%、50.8%を記録しています。
香港のインフレ率の上昇には主に不動産の賃貸価格と食料品が寄与しますが、今回は主に食品の物価上昇が主な原因となりました。

香港のテレビ番組で、あるアナリストが香港でのインフレ対策は下記の3つがいいのではないかと言ってました。
1. 中堅銀行の銀行預金への切り替え (HSBCなどの大手銀行よりも中小銀行のほうが預金利息がいいです)
2. 配当金率が良い株式購入 (HSBCなどの株価が低いときに買えば、年配当が6%程度つく計算になる場合もあります)
3. TIPS(インフレ連動型インデックス)の購入 (米国のインフレに連動して上昇する金融商品です)
別のアナリストは一時的なインフレ対応は投機にもなるので気をつけたほうがいいと言っていました。
香港の経済政策は基本的にレッセフェール、何もしない経済自由主義をとっています。
香港ドル通貨を支えるためには介入はよくしますが、それ以外は放任主義です。
海外の経済に依存しているので、すぐに景気後退や景気回復をします。
今回のインフレ対応にしても、いくらかの金額を政府が予算を出す程度(子供のワクチン無料とか)です。
自己責任が徹底されたところです。
日本ではインフレ率1.9%%だそうで、香港に比べると随分低いようですが、それでも過去に比べると相当のインフレ率らしいです。
香港のインフレ率6.1%というのは相当なものです。
お米なんかもかなりの値上がり率で、以前買っていた5キロのお米が30ドル程度(約450円)だったのが、個々数ヶ月で45ドル、現在では60ドル程度(約720円)しています。
投資にとってインフレ対策は非常に重要です。皆さんもインフレ対策考えてますか?
2008/08/03 21:14
本日も、ビジネス・パートナーとのイベントでした。夏恒例のボート・トリップ。要するにボート遊びです。ボート・トリップのメッカである西貢。先週もバーベキューで西貢に行きましたね。二週連続です。
バーベキューとボート・トリップというのは香港人二大夏遊びなんですかね。とにかくバーベキュー&ボート・トリップに誘われます。セントラルからタクシーに乗り、西貢埠頭に到着。

朝11時。準備のいい人たちが、昼ごはんを買ってきてくれました。これをボートの上で食べるのです。

ボートが埠頭で渋滞していて、ものすンごい人ごみの中1時間くらい待った挙句、出発。

西貢に到着してから、サンダルを買いました。あまりに気持ちよかったので即決で購入。HKD30(≒400円)也。

このサンダル、流行しているのか? よく見れば同じサンダルを履いている人がちらほら。

かなり沖合いのほうまで来ました。沖合い=オフショアです。笑

ボートを止め、イカリを降ろします。他のボートも見当たらないようなところです。サメも出るそう。泳ぎたい人は泳ぎ、魚釣りに興じる人もいます。

私はカナヅチなので、行っても泳げずにボートの上からガンバレーと応援するだけです。ただ、あんまり綺麗な海でもないので、泳げたとしても泳ぐかどうかは別問題です。泳いだ人によると2メートル先も見えないということでした。
ジャラジャラという音が聞こえました。

泳がない・魚釣りしない組はマージャンします。香港はマージャンはポピュラーです。日本だとタバコがモクモクとなっている部屋でオッサンたちが難しい顔をしながらパチッといい音鳴らしてやってる… というイメージですが。ふだん静かにしている事務スタッフが「ツモ!!」とエキサイトしているのを聞いて僕もマージャンに挑戦してみました。
ボコボコにやられてしまいましたけどね… (賭けではなかったのでホッ)

建物はもちろん、人も居ません。岸壁が和歌山の白浜のようです。見ているだけでリラックス。2年前にも1度ボート・トリップに行きましたが、当時は香港に来たばかりでプータローでした。2年間でいろいろありましたね。
マージャンにも飽き、マーケット談義に花が咲きます。金曜日に中国国家主席が「北京オリンピックがあるからと言って中国経済が急激に発展するとはいえない」との発言でマーケットがネガティブに動いてしまいました。
日本でもオリンピック前後という考え方が主流でしたが、香港人は以前からオリンピック前後でモノゴトを区切らない人が多かったと思います。
夕暮れになったのでそろそろ帰ります。

また明日から仕事が始まります。
バーベキューとボート・トリップというのは香港人二大夏遊びなんですかね。とにかくバーベキュー&ボート・トリップに誘われます。セントラルからタクシーに乗り、西貢埠頭に到着。

ものすンごい人です。
朝11時。準備のいい人たちが、昼ごはんを買ってきてくれました。これをボートの上で食べるのです。

ボートが埠頭で渋滞していて、ものすンごい人ごみの中1時間くらい待った挙句、出発。

西貢に到着してから、サンダルを買いました。あまりに気持ちよかったので即決で購入。HKD30(≒400円)也。

このサンダル、流行しているのか? よく見れば同じサンダルを履いている人がちらほら。

かなり沖合いのほうまで来ました。沖合い=オフショアです。笑

ボートを止め、イカリを降ろします。他のボートも見当たらないようなところです。サメも出るそう。泳ぎたい人は泳ぎ、魚釣りに興じる人もいます。

私はカナヅチなので、行っても泳げずにボートの上からガンバレーと応援するだけです。ただ、あんまり綺麗な海でもないので、泳げたとしても泳ぐかどうかは別問題です。泳いだ人によると2メートル先も見えないということでした。
ジャラジャラという音が聞こえました。

泳がない・魚釣りしない組はマージャンします。香港はマージャンはポピュラーです。日本だとタバコがモクモクとなっている部屋でオッサンたちが難しい顔をしながらパチッといい音鳴らしてやってる… というイメージですが。ふだん静かにしている事務スタッフが「ツモ!!」とエキサイトしているのを聞いて僕もマージャンに挑戦してみました。
ボコボコにやられてしまいましたけどね… (賭けではなかったのでホッ)

建物はもちろん、人も居ません。岸壁が和歌山の白浜のようです。見ているだけでリラックス。2年前にも1度ボート・トリップに行きましたが、当時は香港に来たばかりでプータローでした。2年間でいろいろありましたね。
マージャンにも飽き、マーケット談義に花が咲きます。金曜日に中国国家主席が「北京オリンピックがあるからと言って中国経済が急激に発展するとはいえない」との発言でマーケットがネガティブに動いてしまいました。
日本でもオリンピック前後という考え方が主流でしたが、香港人は以前からオリンピック前後でモノゴトを区切らない人が多かったと思います。
夕暮れになったのでそろそろ帰ります。

また明日から仕事が始まります。
2008/08/02 07:00
土日は普段は本を読んだりして過ごすことが多いのですが、先週のバーベキューパーティにつづき、ここ最近イベントづくしです。先週、友人宅にお邪魔してお好み焼きパーティをしてきました。
香港には粉もん料理は少なく、関西出身の私としてはムショーに粉もんを食べたくなるときがあるのです。友人に「お好み焼きパーティをしよう」ということで友人宅に集合しました。
ジャスコ(香港にもジャスコはあるのです!! 日本と違い、香港のジャスコはちょっと高級なイメージです)で買い物します。とういか、私は大遅刻しその友人に先に買い物を済ませてもらいました。

ネギがHKD16.9(≒230円)!! インフレ・ドル安。市場にいけば、この5分の1の値段でネギは買えますが、友人は妥協しません。お好み焼は日本の食べ物です。
作る係は友人に任せ、私は友人宅を徘徊し大きい収納やぜいたくな間取りをみて「おぉ!」と一人うなっていました。

お好み焼きのタネができました。

焼きます。どりゃぁぁぁ!と叫んでお好み焼きを裏返し… たりはしません。友人は実にこなれた手さばきで淡々とお好み焼きを作ります。
その間にテーブルセッティング。

テーブル。新聞紙をひいています。香港の家庭では、新聞紙をひいて食後に丸めてポイします。香港に来た当初は新聞のインクの匂いをかぎながら食べ物を食べるのは苦痛でしたが、慣れました。

テーブルといっても、実はアイロン台だったりします。学生寮に住んでいたときのようで懐かしい。

私の田舎では、お好み焼きはピザのようなカットをしていたと記憶していますが、あなたのご自宅はどんなカットの仕方をしますか?
ともあれ、ソースをかけます。

青海苔も必須。

完成!

日本の味です。モッチリふんわり焼き上げられ、ソースとマヨネーズの程よいマッチが最高です。高校生のときに帰りに寄ったお好み焼き屋の味を思い出しますね~ ご馳走様でした。
香港には粉もん料理は少なく、関西出身の私としてはムショーに粉もんを食べたくなるときがあるのです。友人に「お好み焼きパーティをしよう」ということで友人宅に集合しました。
ジャスコ(香港にもジャスコはあるのです!! 日本と違い、香港のジャスコはちょっと高級なイメージです)で買い物します。とういか、私は大遅刻しその友人に先に買い物を済ませてもらいました。

ネギがHKD16.9(≒230円)!! インフレ・ドル安。市場にいけば、この5分の1の値段でネギは買えますが、友人は妥協しません。お好み焼は日本の食べ物です。
作る係は友人に任せ、私は友人宅を徘徊し大きい収納やぜいたくな間取りをみて「おぉ!」と一人うなっていました。

お好み焼きのタネができました。

焼きます。どりゃぁぁぁ!と叫んでお好み焼きを裏返し… たりはしません。友人は実にこなれた手さばきで淡々とお好み焼きを作ります。
その間にテーブルセッティング。

テーブル。新聞紙をひいています。香港の家庭では、新聞紙をひいて食後に丸めてポイします。香港に来た当初は新聞のインクの匂いをかぎながら食べ物を食べるのは苦痛でしたが、慣れました。

テーブルといっても、実はアイロン台だったりします。学生寮に住んでいたときのようで懐かしい。

私の田舎では、お好み焼きはピザのようなカットをしていたと記憶していますが、あなたのご自宅はどんなカットの仕方をしますか?
ともあれ、ソースをかけます。

青海苔も必須。

完成!

日本の味です。モッチリふんわり焼き上げられ、ソースとマヨネーズの程よいマッチが最高です。高校生のときに帰りに寄ったお好み焼き屋の味を思い出しますね~ ご馳走様でした。
2008/08/01 07:00
外国への挨拶もホドホドに…
今日は福田内閣の改造日である。たまたまイスラエルのオルメルト首相が収賄疑惑が晴れずに辞任するニュースが英エコノミスト誌のトップページでされた。
福田首相が辞めようが辞めまいが、日本嫌いのエコノミスト誌はまた日本のことをコキおろすのだろうなぁ…
昨日たまたま国内で消費を盛り上げるためには国家と国民との信頼関係が必要だということを書いたが、結果的にこの信頼が外国との信頼にも結びついて海外の投資家のマネーを呼び込むことにつながる。
日本にいても、この内閣改造に期待して株価の上昇が見込めることはなさそうだがこの内閣改造で外国からマネーを呼び込むことはさらに難しそうだ。
小泉首相が海外でもウケたのは、彼のメッセージがコンパクトでインパクトがあったからだろう。コンパクトでインパクト。今日の福田首相のコメントでそんな一言が出てきたらポートフォリオに日本も入れてみようかなと考えるのになぁ。



