Ogura Manabu
香港では、中国株式市場で初めて上場する外資の会社はどこかと聞けば真っ先にHSBCと答えると思う。HSBCはロンドンに本社を置く、香港から見たら「外資系」銀行であるがそのトップが香港で仕事をするというニュースが先週放送されて

本腰を入れて中国本土での上場を目指しているのだな

と思わせた。元の自由化に向けて、元建て国債を発行したりと着実に先進国の仲間入りを果たそうとしている。

その出先機関がHSBCになるのだな、という期待もあってHSBCの株価は最安値からすでに2.5倍以上にもなっている。

そんな中シティバンクは中国の上海金融局のトップから「シティバンクは中国国内においてもっともっと成長するべきだ」という発言をした。

理由は「中国のシティバンクは、金融危機時においても優れた経営をした」ということである。

こういう場合、政府の大物の代弁者がたまたまその人であっただけで、彼が突飛な発言をしたわけではない。中央のコンセンサスが得られてはじめてこういうニュースが飛び出すのだ。

シティバンクはHSBCと並んで、中国の銀行と組んで元の国際化を促す… そんな絵が北京では描かれているのだろうか。

(シティバンク香港は両替のライセンスを持っていないため、シティバンク香港の支店に行っても両替してくれない。中国元の国際化というスケールの大きさ、両替ライセンスがないというスケールの小ささ。)

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